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2006年12月27日

アーセナルマッチプログラムに紹介されました。

10日ほど前の試合なのですが、12月16日(土)のアーセナル vs ポーツマスのマッチプログラムで、2001年からのアーセナルレディースの日本人選手(留学生)と、アーセナルサッカーキャンプのオーガナイザーとして留学プログラムマネージャーのAlexの名前が掲載されました。

アーセナル マッチプログラム

↓(拡大図)

アーセナル マッチプログラム 詳細

 

2006年12月25日

今までにないくらい強烈な『飛び』でしたね

ディープが翔んだ!

有馬記念で、ディープインパクトは、いつも通り道中ごちゃごちゃしない後方からレースを進めると、最終コーナーで武豊のGOサイン。

あとはスピードの次元が違ってた。

競り合うまでもなく、一人相撲。
2着のペリエ騎乗・ポップロックに0.5秒の大差をつけて圧勝した。

 

武豊をして「今までにないくらい強烈な『飛び』でしたね」

真のヒーロー、そしてこの強さは伝説になっていくだろう。

 

無事、レース生活は終えた。
しかも最高の形で。

あとは将来の日本の競馬界を盛り上げるべく、子孫を出していってほしいものだ。
おそらく「父・ディープインパクト」で馬券を買いまくることになりそうだ・・・

 

後世に残るような、まさに「ディープインパクト」なレースなので、まだ見ていない人はぜひ。

【Yahoo!スポーツ 有馬記念特集】
http://keiba.yahoo.co.jp/arima/
→公開終了

 

2006年12月21日

ディープインパクトは勝てるのか!?

今週末は年内最後のG1、中山競馬場で有馬記念が行われる。

 

有馬記念はファン投票で出走馬を決め(他にG1宝塚記念もファン投票で決定)、年の暮れに開催されて、ここを引退レースにする馬も多いから、毎年非常に盛り上がる。

さて、圧倒的な人気を集めるだろう、このレースでの引退を表明しているディープインパクトは果たして勝てるのだろうか。

 

最近のディープインパクトは、フランス・凱旋門賞の失格(3着でゴール)のあと、帰国後はジャパンカップに快勝。

意地とも取れるような走りで、その強さをまざまざと見せつけた。

 

ディープインパクトにはデビューから全て武豊が騎乗、今までの全成績は、
1着、1着、1着、1着、1着、1着、1着、2着、1着、1着、1着、失格、1着
で、最高峰のグレードレース、G1は6勝を数える。

 

2着は去年の有馬記念、失格は前述の凱旋門賞であり、完璧といってもいいほどの成績だ。

しかもほぼ全てのレースで他馬を寄せ付けない圧倒的な強さで買っている。

 

一方、ディープインパクトには種牡馬として51億円ものシンジケート(8,500万円×60株)が組まれている。

シンジケートというのは、株を持っていれば、無条件に1年に1回、自分の持っている繁殖牝馬に交配でき、さらに会員外の種付けには、その種付け料が会員に分配されるシステムだ。

その会員外へのディープインパクトの種付け料は、なんと1回1200万円。

 

つまり、ここで引退して、無事に種付けをするだけで、簡単にレースの優勝賞金を稼いでしまうのだ。

 

ファンとしては、来年の凱旋門賞でリベンジを、と願いたいところだが、そうもいかない。

骨折でもして殺処分など、無事にもう1年過ごせる保証がないからだ。

 

同じことは今回の有馬記念にも言えることで、鞍上(騎手)の武豊は、当然このことを理解しているはず。

もしレースで競り合った時に、強引に勝ちに行くのかが微妙なところなのである。

 

去年2着となった有馬記念は生涯初めて負けたレース、そして国内唯一の敗戦となった、因縁のレースでもある。

さらに、勝てば史上最多タイとなるG1の7勝というのもかかっている。

 

馬は果てしなく強い。

あとは武豊がどのような考えで騎乗をするのか、だ。

 

個人的にはそんなことを考える余地もないくらい、いつもと同じような仕事をして圧勝してほしいのだが。。。

 

2006年12月18日

バックアップの考え方

一言で「バックアップ」といっても種類はいろいろあり、どういうトラブルに対処するか、ということで、考慮するポイントは異なってくる。

また、機械の故障と、データの破損を混同している人も多い。

機械の故障はシステム自体がストップしてしまうことが多く、データの整合性などの考慮は必要だが、部品の交換で復旧する。

部品のスペアを用意しておき、一方の部品が壊れてももう片方で正常に稼動を続ける「リダンダント」機能や、電源を切らずに、電源やハードディスク、ネットワークなどのパーツを交換できる「ホットスワップ」という機能もある。
高価なサーバー機は、こういう機能が充実している。
※パソコンで言えば、USB接続のパーツはある意味「ホットスワップ」である。

 

どちらかと言うと、機械の故障はお金で解決できることが多い。

つまり、サーバーを安く済ませれば、システムがストップする確率が高くなるし、故障時の回復に時間がかかることになる。

銀行や証券などの金融関連や、電気・ガスに代表される公共機関など、絶対にトラブルでシステムが止まってはいけないものは、それこそ数億、数十億のマシンを導入する。

 

さて、このようなシステムでは大前提の仕組みだが、一般のシステムで、より大事なのは、データのバックアップである。

個人でも携帯や手帳をなくしたら連絡先に困るように、システムが数時間止まるよりは、顧客データが消失する方が、はるかに痛いところは多い。

業務システムは、手間は増えるが代替手段(TELやFAXで連絡など)があることが多いが、データがなくなると、そもそもの連絡先や取引履歴がわからなくなるからだ。

 

データが壊れるには、主に下記のような要因がある。

(1)ハードディスク(HDD)のクラッシュ
(2)システム的なデータ破損
(3)誤操作(人為ミス)
(4)不正アクセスやウイルスなど外部要因

このうち(1)は、いわゆる「機械の故障」で、お金をかけて解決する。

例えばRAID1という仕組みでは、同じ容量のHDDを2台用意しておいて、データは2つのHDDに同じものが同時に書き込まれるようになっている。
それで、1台が壊れても、もう1台にはデータが残って、そのまま使えるようになっていて、壊れた1台を新しいものに交換する。

ただし、大規模災害や、サーバーに水をこぼしてしまった、などで、2つ同時にクラッシュした場合はアウトである。
だからお金を出してデータセンターに機械を置き、これらのリスクを軽減させる。

PCサーバーでは、現在のHDDは比較的安価で、経験的には、数百台のHDDを1年動かしたら1台以上は壊れるので、できれば二重化しておきたいところである。
サーバーは四六時中、電源を入れっぱなしにするので、壊れる前提、と考えておいた方がいい。

 

(2)はプログラムのバグや、想定外のアクセス集中で誤動作してしまう、など、稼動しているシステムに潜在的に潜んでいるものである。

システムを使う側は正常稼動しているときの動きに一番気を配るが、作る側はイレギュラーケースの動作がかなり心配になる。

しかし依頼する側(使う側)が強く要求する「コストダウン」は、大抵、テストやこうしたイレギュラーへの考慮を削ることで行っていくので(作る側としてはつらいところであるが)、自分のシステムにどこまでの考慮がなされているか、というのを把握しておく必要がある。

 

(3)はけっこうありうるケースで、かなりやっかいだ。

というのも、システム的には正常な処理をしたのに、思うようなデータが残っていない、というケースで、「編集したかったのに間違って削除ボタンを押してしまった」「入力する数値を間違えた」などというケースだ。

対策としては、削除は警告を出す、入力値は入力可能範囲を定める、など、インターフェース上でのケアをしたり、誰がどのようなデータを入力したかログを取っておく、などが重要になる。

 

(4)はよく話題になるが、例えばサーバーが乗っ取られて管理者として操作された場合、サーバーにとっては、命令は管理者権限をもった人からのものなので、データ削除などは自由に行えてしまう。

また削除よりも問題になるかもしれない、データの流出なども起こりうる。

 

いずれにせよ、「ある時点の正確なデータを保存しておく」というのは極めて重要だ。

ただ、誤操作での削除やウイルスが潜んでいて何日か後に発症した場合など、バックアップしたデータそのものに問題があるケースもある。

なので、きれいなデータがどうだったかを残すために、1時点だけではなく、いくつかの時点でのバックアップデータを持っておいたほうがいい。

これは世代管理、といって、「何世代残すか」というような言い方をするが、何日分か(何世代分か)、バックアップ用のHDDやテープなどの容量などとも相談して決めることになる。

 

データは壊れてしまってからでは遅いので、データバックアップはシステムを使う側にとっても、必須なものとして考慮してもらえるとありがたい。

が、システムを使う側は、目に見えるサービスとしての動作の部分ではないので、なかなかすぐに聞いてくれる人は少なく、実際にトラブルになったときにバタバタする。

ここがお互いの理解が難しいところなのだが、システムを作る側は、入れたいけどコストカットで削減した機能、今回作るシステムでできないことなどを、極力説明する努力はするべきである。

 

2006年12月13日

Winny開発者に罰金150万円

非常に微妙というか、中途半端というか、妥当というか、そんな判決だ。

 

微妙というのは、単なる最新技術のソフトウェアの開発に対しての違法判決なのかどうか、ということ。

検察は
「Winnyは著作権法違反行為を助長するために制作・配布されたプログラム」
と主張、これが認められたわけだ。

Winnyは、使う側はどうあれ、技術というか、アイデアというか、プログラムは純粋にすばらしい。

違法行為とされたのは、
「金子勇氏が著作権者の利益を侵害することを明確に認識しながら、ウィニーの公開を続けた」
ということのようだ。

一般的に見て、金子勇氏は利用者が著作権侵害をすることは明確に認識していただろうから、著作権法違反幇助、つまり違反行為を助けた、というのはわかりやすいのだが、もし認識しないで同様のソフトを作ったとしたら罪に問われない、ということにも聞こえる。
そうすると、制作者のモラルの話であり、作ったソフトに問題があるわけではなくなる。
そうならそうと、はっきりと言ってくれればいいと思うのだが。。。

 

中途半端というのは懲役1年の求刑に対して罰金150万円(著作権法違反は5年以下の懲役または500万円以下の罰金)で収まった、ということ。
もし本当に悪い、ということなら、執行猶予付きで懲役刑、という気もするのだが・・・

 

妥当というのは、社会問題化している「著作権問題」と「ウイルス・情報漏洩問題」に対して、1人の技術者を血祭りに上げて、注意を喚起した、という成果。

ただ個人的な印象としては、後者が引き金になった感が極めて強い。
Winnyを介した相次ぐ情報漏洩に対する対策として、著作権問題を持ち出したのでは、というタイミングだ。
検察のやり方には到底賛成できないが、まあ日本社会が混乱してきたので、落ち着くところに落ち着いたのかな、という印象である。

 

さて、今回の判決でまず思ったのは、この問題に著作権法違反の幇助、ということを持ち出すのがフェアかどうか、というところだ。

著作権に関しては、例えば、ビデオデッキが世の中に出たときに、「一部のユーザーが違法に使っても、技術そのものを違法にはできない(ハリウッドの映画会社がソニーを訴え、1984年にソニーが勝訴)」という判決が出ている。
幇助というところでは、自動車メーカーは、自分の作る車が速度違反をすることがわかっていて、それでも速く走る自動車を努力して作って世に送り出しているのは明白だ。

 

今回は「Winnyによる情報漏洩の問題」がかなり大きくなって、検察も動かざるをえなかったのかもしれないが、これではほとんどの技術開発は「何かの違反の幇助」になってしまう。

だから、今回の違反では、「プログラムの開発、作成したソフトそのもの」に問題があるのかないのか、そこのところをあいまいにしないではっきりと明言してほしいと思う。

 

2006年12月 3日

スポーツの見かた

浅田真央はグランプリファイナルの出場権を得るためには優勝するしかない中でNHK杯に望み、初日ダントツ、2日目もプレッシャーに潰されることなく199.52点の世界歴代最高の得点で圧勝。

これは並の精神力でできるものではない。

 

ファイナル出場はGPシリーズでの獲得ポイントで決まる。

去年のグランプリ優勝から追われる立場となった16歳。
調子を落としていたのは明らかだ。

 

スケートアメリカで3位に終わった浅田は11ポイント。
残りは2枠で、無条件で出場権を得るには、この大会で優勝するしかない。

 

残る2枠を争うライバルは、既に全日程を終えて24ポイントのロシェット、マイズナー、そしてこの大会には、既に13ポイントで浅田を上回る村主と中野も出場。

この大会3位なら22ポイントで出場権は得られず、2位で24ポイントに並んでも、浅田は過去のシリーズで優勝していないために他の選手がほぼ出場権を獲得してしまう。

 

つまり、浅田真央にとって、1位を取るしかない試合なのだ。

 

この追い詰められた精神状態の中で、初日のSP(ショートプログラム)は自己ベストの69.50点。

そしてトップとなって迎えたプレッシャーのかかるFS(フリースケーティング)でも圧倒的な130.02点。

 

追う立場は思い切れるので、ある意味気が楽だ。

だが一旦リードすると、リードを守ろうという意識が働いてしまい、ものすごいプレッシャーがかかってくる。

 

この異なる極限状態の2日間において、浅田真央は両日とも過去最高の演技をした。

 

サッカーJ1の最終戦、数字上優勝の可能性(3点差以上の勝利)を残したガンバ大阪の試合、浦和レッズvsガンバ大阪を見ていたので、フィギュアは見ていなかったのだが、ニュースを見た瞬間、「浅田真央、すごいな・・・」と、ただただ感じるだけだった。

 

単に誰が勝った、負けただけでなく、こういうバックグラウンドをちょっと知っていると、スポーツはさらにおもしろい。