2010/7/3~7/4に群馬県みなかみ町で行われたアドベンチャーレース「サロモンクロスアドベンチャー2010みなかみ」にてGPSの位置データを使ったトラッキングシステムの提供を行った。
アドベンチャーレースとは、男女混成のチームで、トレッキングやマウンテンバイク、カヌーなどの様々な種目で、山や川などの自然を舞台に、何日にもまたがり、夜間行動もしながら各チェックポイントを通過してゴールを目指すレースである。
今回のレースは約150kmの距離を2日間で競い合い、種目はトレッキング、マウンテンバイク、ラフティング、カヌー、ロープアクティビティ(懸垂下降など) 、キャニオニングの6競技。
このレースで、GPS位置トラッキングシステム「TrailMarker」を使用してリアルタイムに各チームの位置を把握できる仕組みを導入した。
各自の携帯電話を使って、位置データの自動ロギングを行い、GoogleMAP上に軌跡を表示する。
自動更新でリアルタイムに経過を追ったり、今までのレースをアニメーションで振り替えることもできるシステムである。
ちなみに日本の携帯電話のGPS事情は自動ロギングには少々厳しい状況だ。
携帯キャリアにより、位置データを個人情報としているため、自動での送信ができないのである。
auはGPSに力を入れており、機器に自動送信OKの設定をできるのだが、docomoとSoftBankは毎回「位置データを送信しますか?」というメッセージに対して「はい」を押さないとデータが送信できないのである。
また、集計側(サーバー)での位置データの取得方法も各キャリアで異なり、同じ技術でも考え方やポリシーによりいろいろ扱いが違い、そこもまた大変な反面、差があっておもしろいところである。
自動送信の問題を解決するために、今回は日本ロゲイニング協会さんの仕組みと連携を取りながら、GPS位置データを取得した。
大会は無事成功したとのことで、ホッとしたところである。