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チームみなかみ・支援先受付中!

アウトドアの仲間たちが被災地の支援チームを結成した。

被災直後から被災地に直接物資を届けるなどの活動を検討、既に何度も現地に物資を届けている。

彼らが直接見た被災地の現状が下記である。

・避難所までの道路はつながっている。
・官で扱う大多数の物資はまだ拠点どまり。
・物資が足りない避難所はまだ多数ある。

彼らの活動と、彼らが見た現状を、1人でも多くの人に知ってもらいたい。

 

群馬県みなかみ町のアウトドア連合が、被災者支援チームを結成して、活動をしている。

みなかみ町観光協会が中心になって、民間で物資を集め、仲間たち自身でトラックを出して、緊急支援車として通行許可証をもらい、被災地に輸送を行っているのだ。

チームみなかみの活動(Blog開設)
http://blog.livedoor.jp/minakamiteam/

 

私と、ラフティングやパラグライダーなどの事業を行う、みなかみ町のアウトドア事業者たちとは、いろいろなところで付き合いがある。

今回、物資が集まるものの、被災地になかなか届かない今の現状に、何とかならないか、と、彼らが民間で支援チームを作って、できる限りの活動を行っているのである。

事態は緊急だ。

官も動いているのは間違いないはずだが、サポートを受けたい被災地や、物を送りたいけど輸送手段がない方に、少しでも多くの人に活動や現状を知ってもらい、これを読んで必要な方にはチームみなかみに連絡してもらえるよう、記事を書いている。

 

大津波で壊滅した宮城県南三陸町。

彼らは最初の搬送で、ここにも行ってきた。

現実のものとは思えない光景で、呆然として目の前にあるものが信じていいものかわからなかったそうだ。

当初の連絡時に支援物資を受け入れてくれるはずだった拠点では、集まった支援物資があふれていて配れないから必要ないと言う上、どこに届ければいいか、というところでもたらい回しにされてしまったらしい。

それならば、と直接避難所に届けることにした。

 

避難所ではやはり物資が不足していて、本当に喜んでくれたようだ。

一方で、道路は傷んではいるものの、ちょっとした距離の避難所までは問題なく道が通じていたと言う。

それなのに、少なくともそういう「道が通じている避難所」にも物資が十分に届いていない現状だ。

 

避難所で過ごしている人たちにとっては、復興段階になる以前に、まずは今日の食べ物、今日の暖が必要で、物資の到着は1日1秒を争う状況は明らかである。

公の機関としては、輸送手段や公平な配分、というのもあるかもしれないが、支援物資はどんどん集まるのだから、あるものから順に、届けられるところに届けられないのか。

話を聞いていると、拠点で仕分けを待つよりは、たとえ避難所で余ったとしても、とにかく足を確保して、どんどん避難所に届けてしまった方がいいのでは、と思う。

避難所までの道は通じている。

なのに、何としてでも届けよう、という気概がそこまで感じられないように思う。

 

そして昨日、既に第三弾となるチームが、福島県いわき市に届けてきた。

第一弾の支援の情報を聞きつけたのか、いわき市から観光協会に支援要請が届いたとのこと。

いわき市は第一原発からちょうど30km~50kmくらいの位置にあるが、原発の風評被害で支援物資が届かないそうだ。

ただ、報道を信じれば、健康には問題ないとのこと。

そこで、チームみなかみでは、万が一を考えてメンバーを募り、ガイガーカウンター(放射能測定機)を持って、物資を届けてきた。

仲間内でガイガーカウンターが手に入ってしまう、というのもすごいメンバーだが。
(※追記)ガイガーカウンターは福島県から借り受けたそうだ。

 

避難所は2,000~3,000ヶ所と聞く。

全国でこうしたチームが百程度もできれば、全ての避難所に届けることができるのである。

 

メンバーの話を聞けば聞くほど、民間の力で何とかならないものか、と思う。

長期的に見れば、経済を回すことが重要なことで、自分ができることも多少の募金と節電、そしてこうした情報提供程度なのではあるが、今この間にも、寒さと飢えで苦しんでいる人たちがいると思うと、どうしてもこの現場の現状を1人でも多くの人に知ってほしくてならない。

繰り返しになるが、

・避難所までの道路はつながっている。
・官で扱う大多数の物資はまだ拠点どまり。
・物資が足りない避難所はまだ多数ある。

のだ。

民間でも十分に、そして迅速に支援ができるのである。

みなかみチームは、当座の燃料費などがないということで、メンバー個人で返ってくるかわからない数万円を立て替えて現地に赴いている。

ただ、逆に考えると、今のたった数万円で、何ヶ所も救えるのが現状なのである。

いたるところで何億もの寄付が集まっていて、これはこれですばらしいことだと思うが、そのうちほんの少しの金額で今救える命があると思うと、適材適所にスピーディーに配分すること、というのを望んでやまない。

復興のための莫大な費用のために多く集めることも大事ではあるが、早く、とにかく早く、である。

多少なりともチームみなかみや、こうした活動をしている方たちに寄付を回せないか、と思う。

 

もう一つ伝えたいことがある。

ある避難所では、今必要な数日分だけもらって、あとは十分だから別の避難所に持っていってあげてほしい、と言われたそうだ。

1週間後に再び支援物資が来るかどうかもわからないのに、そんな判断を下している方々がいる。

首都圏での買い占めなどを見ていると、この極限状態において、なんというすごい人たちなのか、と思う。

 


これが民間のサポートチーム・みなかみレスキュー&サポートチームだ。
(チームみなかみBlogより画像転載)。
対応できる量は限られているが、支援を求めている避難所を受け付けている。
同時に支援物資も受け付けているとのことだ。

チームみなかみ・連絡先
0278-72-9008
teamminakami0311@gmail.com

みなかみレスキュー&サポートチーム

 

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