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スポーツ全般 アーカイブ

2010年7月 5日

GPS位置トラッキング@サロモンクロスアドベンチャー2010みなかみ

2010/7/3~7/4に群馬県みなかみ町で行われたアドベンチャーレース「サロモンクロスアドベンチャー2010みなかみ」にてGPSの位置データを使ったトラッキングシステムの提供を行った。

アドベンチャーレースとは、男女混成のチームで、トレッキングやマウンテンバイク、カヌーなどの様々な種目で、山や川などの自然を舞台に、何日にもまたがり、夜間行動もしながら各チェックポイントを通過してゴールを目指すレースである。

今回のレースは約150kmの距離を2日間で競い合い、種目はトレッキング、マウンテンバイク、ラフティング、カヌー、ロープアクティビティ(懸垂下降など) 、キャニオニングの6競技。

このレースで、GPS位置トラッキングシステム「TrailMarker」を使用してリアルタイムに各チームの位置を把握できる仕組みを導入した。

各自の携帯電話を使って、位置データの自動ロギングを行い、GoogleMAP上に軌跡を表示する。

自動更新でリアルタイムに経過を追ったり、今までのレースをアニメーションで振り替えることもできるシステムである。

GPS位置トラッキングシステム「TrailMarker」

サロモンクロスアドベンチャー2010みなかみ

 

ちなみに日本の携帯電話のGPS事情は自動ロギングには少々厳しい状況だ。

携帯キャリアにより、位置データを個人情報としているため、自動での送信ができないのである。

auはGPSに力を入れており、機器に自動送信OKの設定をできるのだが、docomoとSoftBankは毎回「位置データを送信しますか?」というメッセージに対して「はい」を押さないとデータが送信できないのである。

また、集計側(サーバー)での位置データの取得方法も各キャリアで異なり、同じ技術でも考え方やポリシーによりいろいろ扱いが違い、そこもまた大変な反面、差があっておもしろいところである。

自動送信の問題を解決するために、今回は日本ロゲイニング協会さんの仕組みと連携を取りながら、GPS位置データを取得した。

大会は無事成功したとのことで、ホッとしたところである。

日本ロゲイニング協会

 

2009年9月14日

バイシクル・フィルム・フェスティバル2009

2009/11/20~23に、バイシクル・フィルム・フェスティバル2009という自転車の映画祭が開催される。

先日、元アルペンスキー日本代表の平澤岳さんに誘われて、そのプレイベントの、特別試写会に参加してきた。

バイシクル・フィルム・フェスティバル(BFF)は、2001年にニューヨークで開催されてから9年目となる、自転車にまつわる映像作品を集めたイベントとのことで、今回の特別試写会は、その予告編のような感じのものである。

ライフスタイルの中にいろいろな自転車の取り入れ方があって、へえ、ほう、おお!、という感じで魅入ってしまった。

おもしろい映像ばかりで、何とも言葉で言い表せないので、興味があればぜひ「BFF TOKYO 2009」の現地にどうぞ。

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【バイシクル・フィルム・フェスティバル2009】

開催時期 : 2009/11/20~23(金・土・日・祝)

会場 : 恵比寿SPAZIO

チケット : 10/10から「チケットぴあ」で販売(1プログラム1,000円、パスポート3,500円)

公式サイト(英語) : http://www.bicyclefilmfestival.com/

 

NESTAサマーセッション2009

先週、NESTAサマーセッション2009に参加してきた。

 

NESTAは「全米エクササイズ・スポーツトレーナー協会」で、アメリカを本拠とするパーソナルフィットネス・トレーナーの資格認定団体である。

その日本の団体、NESTA JAPANさんとはいくつか一緒に仕事をさせてもらっているのだが、日本ではまだあまり馴染みのない「パーソナルトレーナー」の発展と普及に尽力している。

パーソナルトレーナーは、マンツーマンでトレーニングを行い、そのクライアントを継続して見続けていく、家庭教師のフィットネス版のようなもので、プロスポーツ選手では一般的だが、最近はフィットネスクラブでも少しずつ普及しはじめている。

フィットネスが進んでいるアメリカでは、パーソナルトレーニングの認知度は高く、プロスポーツ選手や、女優やモデルなどのセレブだけでなく、一般の人も普通にパーソナルトレーナーをつけている。

もちろんパーソナルトレーナーには豊富な知識や経験が求められ、その資格認定をするのがNESTAである。

 

今回のイベントは、NESTA JAPANが業界の著名人を一同に集めて、座学から実技まで、30を超える様々な分野のセミナーを開催したセッションである。

私はモチベーションを上げることを得意とするパーソナルトレーナーとして著名な中野ジェームズ修一さんや、サプリメントのスペシャリスト、江崎グリコのサプリメントブランドを立ち上げた桑原弘樹さんなどの講演を聴講したのだが、やはりこの業界への科学的アプローチは毎年進化し続けている。

フィットネスや健康、また体に関する分野は、まだまだ発展途上とも言えるのだが、劇的なスピードで、次々に新しい理論が出てきたり、いろいろな物質が発見されたり、仕組みが解明されたりしてきているのである。

例えば、長い間、疲労物質と考えられてきた乳酸は、今ではむしろ疲労を軽減するとか、エネルギー源とか、そういう捉え方をされてきているのである。

 

こうした最先端の情報を絶えず提供していくことで、人々の健康への意識も高まり、健康への取り組みを実践していく人が増えるので、こうした活動にも協力していけたら、と思う。

 

2009年3月25日

WBC連覇!

ドラマのようで、でき過ぎとも言えるような激闘の数々。

5度に渡る死闘で、もはや因縁の対決となった日韓戦。

最強のキューバ打線を緻密な投球で翻弄し、野球の聖地・メジャーリーグの軍団を擁するアメリカにも繋ぐ野球で完勝。

前回のように、イチローがリーダーとして引っ張る必要もなく、高度な能力を持った選手達全員の、チーム全体の意識が一つになり、誰かの調子が悪くても、他の誰かがカバーをする。

3年前と比べても格段に強くなっている我が侍ジャパンが、WBC連覇を成し遂げた。

ただただ、敬服するばかりである。

 

抜群のピッチャー陣に、それを完全に引き出した城島のリード。

青木、内川はじめ、ここぞという時に個性を発揮してヒットを重ねた野手達と、もがきながらも最後にはやはり実力で押し切ってくれた、孤高の努力家、イチロー。

そして采配の妙は随所に現れたが、強力な統率や指揮という感じでもなく、一点の曇りもブレもなく、単にチームの向かう方向を明確に示した原監督。

選手は使われるのでもやらされるのでもなく、個性を持った職人達が自分の持てる力を発揮して、あうんの呼吸でそれぞれの役割を完璧にこなし、結果がついてくる。

これこそ最高のチーム、究極の組織である。

 

和の中に個が光る。

個の集まりで和を作る。

日本の国民性が、野球という舞台を介して、最高の形で表れた大会だった。

 

こんなご時世でも関係なく、掛け値なしでこの興奮と感動を味わえる、独特の世界。

それを味あわせてくれた選手、球界、そしてスポーツというものに感謝したい。

 

何だかんだ言って、結果が気になってしまう。

みんな、スポーツが好きなのである。

日本が誇れる文化として、自信を持ってスポーツを挙げられる、そしてこの国民性も自信を持って誇れるものだ、と、さらに確信を深めた1日であった。

 

2008年10月 2日

フィットネスの検索・体験サイトのジムナビ、グランドオープン

10/1に、フィットネスクラブ、ジム、スタジオの検索/比較/体験チケット取得サイト「GymNavi.com」がグランドオープン!

全国各地のフィットネスクラブなどのチケットが取得できるから、ぜひ利用してみてください。

以下プレスリリース。
施設視点か利用者視点かで結局書き直し、何とか午前中の入稿に間に合った。

Ajaxなども利用しておもしろいサイトになっているので、遊べるサイトになっている。

ジムナビはフィットネスを通して日本を元気にするサイト。

これからどんどん盛り上げていきたい。

ちなみにシステムに関しての質問等はアールスポーツウェブ(0120-679-901)まで。


体験チケットが取得できる、全国のスポーツクラブの
総合検索・比較サイトが10/1に新登場
ジムナビドットコム http://gymnavi.com

ジムナビドットコム株式会社(東京都目黒区)は、フィットネスクラブやヨガスタジオといったスポーツ関連施設の総合検索サービスを2008年10月1日より開始しました。この検索サイトでは、日本全国の約3,000店舗のスポーツ関連施設を網羅しており、利用者はプログラムや設備などの目的に応じて施設を検索、写真や料金体系などの詳細情報をチェックし、また無料の会員登録をすることで、気に入った施設の体験チケットを取得できます。

「一日無料体験チケット」や格安な「パーソナルトレーニング体験チケット」など、様々な体験チケットを施設の詳細情報ページからダウンロードし、プリントアウトして施設に持参すれば、チケットに記載されているサービスが受けられます。10月1日現在チケットが取得できるフィットネスクラブやヨガスタジオは約100施設です。2008年内に500施設が利用可能になる予定です。

フィットネスやダイエット、メタボ対策などの健康ブームが続く一方で、成人人口のフィットネス参加率をみると、アメリカの15%程度に対し、日本はいまだ3%程度にとどまっています。ジムナビドットコムは、このサイトを通じて多くの市民の方々にスポーツクラブへの参加を促し、日本において運動をより日常的なものにすることを目指しています。

「ジムナビ」は、より多くの方々にフィットネスに参加することで、より積極的に人生を楽しんでいただくことを目的としています。フィットネスに参加するきっかけをつくり、行動を起こすお手伝いをするためのサイトです。

URL :http://gymnavi.com
ジムナビドットコム株式会社について
本社所在地 :東京都目黒区鷹番2-16-18
設立日 :2008年6月16日設立
資本金 :1,850万円
代表取締役 :高野内 明
取締役 :根岸 良多
事業内容:
・インターネット等を利用したスポーツ施設情報の提供により、各施設の集客を支援する業務
・各種運動施設のコンサルタント業務
・広告・宣伝に関する企画・制作
・スポーツ用具及びスポーツに関連する衣料品、雑貨の販売
・全各号に付帯する一切の業務

問合わせ先 : 〒152-0004 東京都目黒区鷹番2-16-18 Kビル4F
ジムナビドットコム株式会社
担当者名 :月岡(ツキオカ)
電話番号 :03-5725-9477
e-mail  :info@gymnavi.com

2008年9月 4日

フィットネスクラブ、ジム、スタジオの検索/比較/体験チケット取得サイトGymNavi.comオープン!

9/1に、ジムナビドットコム株式会社の運営する、フィットネスクラブ、ジム、スタジオの検索/比較/体験チケット取得サイト「GymNavi.com(ジムナビ)」がオープンしました。

ジムナビでは日本全国のフィットネスクラブやジム、ヨガ・ピラティス スタジオなどの施設の検索をして、登録施設からは無料の体験チケットなどが取得できるサイトです。

アールスポーツウェブは、このジムナビのサイトを全力でサポートしていきます。

ジムナビを通じて日本を元気にする。

皆さん、ぜひ使ってみてください。

フィットネスクラブ、ジム、スタジオの検索/比較/体験チケット取得サイトGymNavi.com(ジムナビ)
http://gymnavi.com

2008年6月 7日

高速水着「レーザー・レーサー(LR)」

やはり速かった。

競泳・ジャパンオープンで、ミズノと契約をしている松田丈志が英スピード社の高速水着、レーザー・レーサー(LR)を着て日本新を樹立すると、奥村幸大、中村礼子、上田春佳、そして北島康介と、5人が立て続けに日本記録を更新して優勝した。

松田選手は、予選では所属するミズノ社の改良水着を試したが、決勝では、ミズノの了解を得ずに、レーザー・レーサーを着たという。

 

用具メーカーは、選手には用具の提供だけでなく、様々な援助をしている。

選手はメーカーと契約を結んでいる以上、他社製品を使うことは許されることではない。

また、ここまで日本人選手たちを育ててきたのは、まぎれもなく、日本水連が契約する、ミズノ、デサント、アシックスの3社である。

 

しかし、勝負の世界である。

しかも、4年に1度のオリンピック。

3社が改良水着を製作して、日本選手が好成績、というのが理想だろうが、そんなに甘い世界ではない。

選手からしてみれば、今まで受けてきた恩と、高性能の道具を使った自分の可能性、という天秤で、ものすごい葛藤があっただろう。

実際、レーザー・レーサーは着ない、と早々に宣言した選手も何人もいる。

 

私のやっていた競技スキーでも同様だったが、成績には、整備も含め、道具の選択もかなりの重要な要素を占める。

全日本クラスでも、何人もの選手が、別のメーカーの板に乗ってみたいけど、やはり道具の提供やサポートを受けている以上は変えられない、と言って、契約メーカーの道具を使い続けていた。

十何年もサポートを受けているから変えられない、という選手も多いが、だいたい契約は毎年更新されるから、シーズンが新しくなるところで、新しいメーカーに移る、ということはある。

ただ、契約中に、ということは、ほとんど聞いたことがない。

 

水泳界では、松田丈志選手や北島康介選手のように、直接メーカーと契約している選手もいるが、日本水連が使用する水着メーカーとオフィシャルサプライヤーの契約を結んでいる、という構図がベースにあって、この契約が選手の意図ではなく、団体が結んでいるところも、問題を大きくしている。

 

解決のための時間はほとんどないのだが、メダルを取ることだけがこの問題解決の目標の全て、という論調の報道には、いささか疑問が残る。

選手、あるいは応援するファンや報道の立場でいえば、それが一番望ましいことで、選手には自分の納得のいく選択をしてほしいのだが、莫大な費用をかけて選手をサポートしてきたメーカーからしてみれば、大舞台でアピールする権利を買ったのにできない、というのは何とも馬鹿げている。

世論を敵にして、メーカーが一方的に権利を失うだけでは、今回の北京五輪はいいかもしれないが、業界全体にとって、今後の未来がない。

やはり多くの金額をかけて契約をしている以上、これはどうしても解決しないといけないところで、これを解消できるのは契約当事者の日本水連か、3メーカーしかない。

実際、メーカーであるミズノは、北島選手に対してレーザー・レーサーの使用を了解した。

自らの損にしかならない選択だが、選手の希望を選んだのだ

であれば、皆が納得する一番いい解決としては、日本水連が、3メーカーに違約金を支払う、など、何らかの対応をするべきだろう。

3社の水着を選んだのは日本水連なのだから、自分の選択ミスの責任は取らなければ、この顛末はおかしなことになる。

 

3社にとってみれば、契約は契約だが、今のところ、スピード社のレーザー・レーサーに、事実、負けているのだから、北京では間に合わない可能性が高いものの、今後リベンジするしかない。

もし水連が、スピード社を認めることで違約金を支払う、という形を出すとすれば、各メーカーは、自分たちのプライドも含めて、違約金を受け取る、受け取らない、を考えればいい。

 

そういうスジを通して円満解決、切磋琢磨して向上していく、というのが、日本の美徳であり、水連には、一方的に認める、認めないなどを決定して通告、あるいは3社にレーザー・レーサー使用の了解を取らせるのではなく、今後の日本の水泳界を見据えた対応を期待している。

 

2008年3月 1日

皇居ランニング参加

今日は、業務後(合間?)に、友人がやっている、社会人の素人ジョギングサークルのようなところに参加して、九段下にあるランナーズステーションを利用して、学生以来かと思えるくらい、久しぶりのジョギングで、皇居を2周(約10km)、走ってきた。

19:00集合だったが、そこは皆社会人。

30分くらいの間にバラバラと集合、かくいう自分も10分くらい遅れての到着だったのだが、15人くらい揃ったところでスタート。

1周目は全員でゆっくりと、2周目(以降?)は各自好きなペースで、という感じでやっているようだ。

自分もフットサルやスキーを適度にやっているものの、10kmを通して走ったのは何年振りかで、かなり足にきたが、走った後は、何となく達成感もあり、また学生時代を思い出して、懐かしくなった。

 

ランナーズステーションというのは皇居近くの路地にあるビルの1階に去年(2007)にオープンした施設で、ビジターは1回700円支払うと、ロッカーとシャワーが使える、というものだ。

皇居の周りはランニングのメッカで、近くの銭湯(荷物を預けられるところもあるらしい!)なども皇居ランニングをする人で混雑しがち、というところからできたようで、駅のトイレで着替えてコインロッカーに荷物を預けて走る、という人も多いみたいだから、こういう施設が増えるのはすばらしい。

 

皇居ランニングは、夜景もきれいだし、仕事の後にできるので、一度体験してみると、新たな発見があるかもしれないので、お勧めだ。

桜の季節も最高なので、春には日中にも、と一人で勝手に盛り上がってきた。

 

【ランナーズステーション】
http://www.runsta.jp/

 

2008年1月31日

ハンドボール北京五輪予選・再戦実施

中東有利の審判問題、いわゆる「中東の笛」で揺れたハンドボールの北京五輪予選の再戦が、女子に続いて男子も無事終わった。

北京を賭けたこの一発勝負の一戦に男女とも韓国の前に屈して、今回での五輪出場決定を逃したものの、今後のアジアのハンドボールにとって、大きな2日間である。

 

アジアハンドボール連盟(AHF)がクウェートの支配下になっているのは報道の通りだが、AHFは、今回の北京五輪アジア予選再戦に参加した日本、韓国にペナルティーを与えるという。

もしこのようなことが平気で行われれば、正々堂々、真剣勝負のスポーツがスポーツでなくなってしまう。

こんなことは、上位組織の国際ハンドボール連盟(IHF)が許すはずもないだろう。

 

しかし、地方の騒動は原則、地方で処理するもの。

日韓は中東を除いたアジア連盟の再編成をIHFに求める考えがあるようだが、やはりオリンピックは各地域の王者が集まる場所。

地域の連盟が「アジア」「アフリカ」「パンアメリカン」「オセアニア」「ヨーロッパ」となっているのだから、何とかアジアで解決をして、五大陸の中の一つの大陸王者として選出されてほしいと思う。

 

ちなみにこのハンドボールの再戦のおかげで、同日行われた、サッカー、岡田ジャパンのチケット販売はわずか1万5000枚。

こちらが国立競技場での代表戦の最低入場者、2万7000人余りを大幅に下回ったのに対し、国立代々木競技場のハンドボールではチケットは40分で売り切れ。

試合開始前にはファンが行列を作った。

多くの人が名前は知っているものの、どちらかというとマイナースポーツのハンドボール。

陸上の格闘技と呼ばれるほど激しく、おもしろい競技というのを、今回初めて知った人も多いと思うが、マイナースポーツに興味を持ってもらうのには、こういう騒動も、あながち悪いことだけではないかもしれない。

 

2008年1月30日

義足のピストリウスが北京を断念

両足が義足のオスカー・ピストリウス選手が、北京五輪への出場を断念した。

ピストリウス選手は先天性障害のために生後11ヶ月で両足のひざから下を切断、両足義足のスプリンター、陸上選手である。

2004年のアテネ・パラリンピックで金メダルを取った後、この北京ではパラリンピックではなくオリンピックを目指していた。

が、国際陸連(IAAF)は、ピストリウス選手のカーボン繊維製の義足がエネルギー消費を少なくする器具で、規則に違反するとして、五輪への出場禁止を決定した。

ピストリウス選手はIAAFを提訴するが、時間的な問題で、五輪への準備ができないということで、今回の出場を断念したのである。

 

障害を持ちながら頑張るピストリウス選手を可哀そう、と思う人も多いだろうし、何とも言い難い現実だが、やはりどこかで線引きが必要になってくる問題である。

今回、エネルギー消費が一般の選手に比べて25%少なくなる、という分析結果が出て、この分析方法も問題になっているのだが、もし、これが70%だったらどうだっただろうか。

あるいは50%だったら?

そう考えると、道具を使っている以上、フェアな勝負という面からは、何らかの基準で規制が必要になってくるのである。

 

もし出場してメダルでも取ろうものなら、その事実はすばらしいことで、障害者にとっても非常に価値のあることでも、やはりまた議論が再燃することは想像に難くない。

だとすると、個人的には、このIAAFの決定というのは、それなりに理にかなっているのでは、と感じる。

分析方法が明確で、何%までならOK、という明確な基準が出るなら、いたしかたないだろう。

 

用具を変える、というのはスポーツ選手、特にトップレベルのアスリートにとってはかなり大変で、相当の対応が必要になってきて現実的には難しいのだが、もしエネルギー消費の差がない、あるいは微小、という義足を使って、出場を実現できたら、本当にすばらしいことだ。

 

とはいえ、線引きをしたとしても、ピストリウス選手についてはオープン参加のような形でもいいから参加させてくれないのかな、というのが本音である。

今回、ピストリウス選手は問題提起をしたことは事実で、きちんとした基準をつくるきっかけとなり、それがスポーツの発展につながるわけだから、やはり先駆者として、オリンピックでの雄姿を見てみたいものだ。

 

2008年1月14日

アールスポーツウェブ2008

先日、社内全体で新年のキックオフミーティングを行った。

2007年はいろいろなスタッフが入社してきたので、会社全体の方針を再度確認して、2008のアールスポーツウェブの指針を共有することが目的だ。

 

やはりこの会社の原点は、「スポーツを文化に」である。

スポーツには、真剣勝負のスポーツ、健康促進としてのスポーツ、エンターテイメント、時にはギャンブルの対象としてのスポーツなど、様々な関わり方の形がある。

 

ただどういう関わり方にせよ、不変なのは、スポーツは、普段味わえないような感動と興奮、楽しみや喜びを与えてくれる可能性がある、ということだ。

ただ、関わり方をよく知らないために、これらの魅力が引き出されていないことがある。

 

例えばスポーツを見る場合に、選手がどのような背景で育ち、どんな環境でトレーニングをしてきたのか、あるいは目標とする大会やライバルなどがわかれば、選手への思い入れも異なってくる。

あるいはフィットネススタジオで、インストラクターに何かを習うにしても、ただ真似るだけではなく、体のどんなところがどんな風に使われるのか、そしてどのように変化していくのか、というのを知っていれば、さらに楽しく行うことができる。

 

これらは「情報を得る」と一言で言えるのかもしれないが、今の世の中、パソコンにしても、携帯にしても、テレビを見ても、街を歩いていても、いろいろなところで世界中のいろいろな情報を得ることができる。

この情報を、うまくつかんで、うまく処理できれば、スポーツも、もっと親しみやすく、もっと楽しめるものになるのだ。

そのためのインフラが揃ってきたのが今の世の中である。

 

そして、アールスポーツウェブは、IT、つまり情報処理と、スポーツ分野の、スペシャリストである。

だから、情報をうまく処理する方法を提供して、スポーツをもっと身近に、もっと楽しんでもらうことを目指している。

 

そのためには、スタッフ全員が、この2つのプロフェッショナルになることが必要だ。

そこで、今年の行動指針を決めた。

 

IT分野では、

■新しい技術を積極的に取り入れてみること。

そして、

■一人ひとりの知識になりがちなITスキルを社内のノウハウとして共有すること。

 

またスポーツ分野では、

■スタッフ自身が、する・見る・読む・知る機会をどんどん作ること。

これらが、スタッフ全員が常に意識をしながら仕事をしてほしい点である。

 

アールスポーツウェブでは、スポーツを軸にして、IT事業と、旅行・留学事業を横展開している。

これはおそらく2008年も変わらないのだが、コアな部分から外れない範囲で、積極的に新しいビジネスにもチャレンジしていきたい。

 

主にはITを使って、人にできないこと、今までにないものを作り出して、よりスポーツを身近なものに、また新しい楽しみ方を提案していこうと考えている2008年である。

 

2008年1月 6日

2008年オリンピックイヤーのスタート!

明けましておめでとうございます。

2008年は北京オリンピック。

今年もいろいろなスポーツで楽しむ1年にしていきたい。

 

元日早々のニューイヤー駅伝はコニカミノルタが2年ぶりに制し、サッカー天皇杯は、鹿島アントラーズがJ2降格の決まっているサンフレッチェ広島を2-0で下してJリーグとの2冠達成。

天皇杯はサンフレッチェが勝てばおもしろいストーリーだが、やはりリーグの「格」というものがある。

日本サッカーが世界に通用するようになるためにも、こういう大事な一戦での番狂わせは、複雑な感になる。

そういう意味では、開始早々に先制点を奪うと、持ち前の堅守でサンフレッチェ広島の攻撃を寄せ付けず、快勝した鹿島アントラーズの王者らしい戦い方にはほっとした。

 

2日、3日の箱根駅伝は、往路優勝の早稲田を逆転した駒澤大学が総合優勝。

ただ、史上初めて3校が棄権してしまうという結果になり、ルールも含めて選手の体調管理の仕方は十分に議論されるべきだろう。

 

5日の中央競馬・中山金杯は3番人気のアドマイヤフジが先頭集団から抜け出して快勝。

この中山金杯は通常の払戻金に売上の5%が上乗せされる「JRAプレミアム」の史上初めての対象レース(2008年は14レースが対象)だ。

もともと競馬は75~80%の還元率(売上から胴元に当選者に還元される金額の割合)で、宝くじやtotoの45%に比べると非常に高く、それがさらに上乗せされるということで、ファンにとってはありがたいものなのだが、人気の起爆剤になるかどうか、というところだ。

ギャンブルの是非はいろいろと議論があるが、世界的に見ても、スポーツの楽しみ方の1つでもあることは事実である。

 

そして今日6日は、全国高校サッカーの準決勝が行われ、決勝進出校が、静岡の藤枝東と千葉の流通経大柏に決まった。

サッカーの強豪、静岡勢の決勝進出は、意外にも1995年に静岡学園が優勝(鹿児島実業と両校優勝)して以来12年ぶりとなる。

どちらが勝つにしろ、今後の日本サッカー界を背負うような選手が巣立っていってくれれば、と思う。

 

新年のスポーツイベントもほぼ終わり、オリンピックイヤーの本格的な幕開けだ。

今年も1年、よろしくお願いします。

 

2007年10月29日

Fリーグ・バルドラール浦安vsペスカドーラ町田観戦

Fリーグ(フットサル)の バルドラール浦安 対 ペスカドーラ町田 戦を観戦した。

9月23日に8チームのリーグで開幕したFリーグ、設立前にフットサルの公式戦は何回か見たことがあるものの、Fリーグになってから観戦をするのは初めてなのだが、いきなり見ごたえのある試合を堪能させてくれた。

前後半20分ずつの計40分で行われるフットサル、計時はサッカーと違って、プレーが止まるとタイムも止まる。

つまり、実質20分×2=40分プレーをするフットサルである。

 

試合は前半10分までに、現在首位に立っているバルドラール浦安が立て続けに3点を先行。

流れもよく、このまま楽勝かと思われたが、対するペスカドーラ町田は12分にディフェンスに当たってコースが変わった横江怜のシュートがゴールネットを捉えると、じわりじわりとペースをつかみ、16分、17分と甲斐修侍が続けてゴール、ついに同点に追いつき、結局3-3の同点で前半終了。

後半に入っても勢いに乗ったままのペスカドーラは、ついに29分、狩野新が4点目のゴールを決め、0-3からの大逆転に成功。

 

しかしホームゲームで首位の意地もあるバルドラールがここから攻撃重視の戦略を取ると、ペスカドーラは何とかファールでしのぐ展開。

フットサルでは、前後半それぞれ5ファールを取られると、次からは第2PKという、通常のPKよりも少し遠い距離からのペナルティーキックが相手チームに与えられる。

そして34分に、ついにペスカドーラは後半6つ目のファールを与えてしまうと、この第2PKを、日本代表にも選ばれているバルドラールの稲葉洸太郎がゴールにたたきこみ、4-4の同点。

ホームの会場は沸きに沸く。

 

同点に追い付いたあと、さらに勝ち点3のほしいバルドラールは、自ボール時にキーパーを5番目のフィールドプレーヤーに変えて、パワープレーに出る。

サッカーと違い、フットサルでは交代は何度でも自由なので、ボールを取るとキーパーをフィールドプレーヤーと交代して攻撃重視のパワープレーに出ることがよくある。

ボールを奪われると、そのプレーヤーは急いでまたゴールキーパーと交代してディフェンスをする、というリスクを取って点を取りに行く作戦だ。

この作戦が功を奏し、ついに37分、バルドラールは稲田祐介が再逆転となる勝ち越しのゴール。

ホームの会場のボルテージは最高潮に達する。

 

こうなると、逆にペスカドーラの方が、同点を目指してパワープレーに出る。

が、残り2秒のコーナーキックまでの怒涛の攻撃をしのいだバルドラールが守りきって、5-4で勝利。

バルドラールが勝点3を加え、リーグ戦の首位を守った。

 

フットサルはサッカーと似ているが、切り返しや展開、作戦などはバスケットボールに近いものがある。

フィールドも狭いことから一瞬も気が抜けず、かなりスリリングな試合が展開される。

フットサルならではのルールに加え、観客席からすぐ近くでプレーをするダイナミックさも見ごたえがあるので、一度観戦をしてみるのもおすすめだ。

 

ちなみにバルドラール、この試合を終わって6試合を5勝1分で首位に立っているのだが、得点19、失点13と、得失点差はプラス6しかない。

5勝するのには少なくともプラス5点が必要なわけだから、非常に効率のいいというか、この試合も1点差だったように、毎試合、接戦をものにしている。

現在2位の優勝候補、名古屋オーシャンズは4勝2分でプラス15と、大きく得点が上回るから、この後この2チームがどうなっていくのか、あるいは他のチームが巻き返すのか、Fリーグは開幕初年度から、熱い戦いを繰りひろげている。

 

2007年10月26日

亀田興毅の謝罪会見に思う

今朝、亀田興毅が謝罪会見をした。

最後まで謝ることをしなかった父、そして自分たちの価値観が世間とズレていることを認識した20歳の長男、興毅。

興毅は、弟・大毅に反則を指示した事実もほぼ認め、全面的に謝罪した。

会見に出席しない父、亀田史郎に対して追及されると、涙ながらに
「小さい時からここまで育ててくれたのはオヤジやし、今ここに俺がおるのもオヤジのおかげやし、オヤジの教えてくれたボクシングで世界チャンピオンにもなれたし、だから、オヤジには感謝しています。」
「世間では悪いように見られているけど、俺らの中ではやっぱり世界一のオヤジだと思ってるから・・・」
「これから兄弟3人で頑張ることがオヤジへの恩返し。」
と言える、親を思う心。

やってしまったことは最低だが、興毅の謝罪と反省の意識に嘘はないと感じたし、「最近の若者は」とよく批判される年代の中、ひとりの人間としてすばらしい心をもった人物だと思う。

今までもテレビやラジオのインタビューで、ハタチに満たない年齢ながらも弟の大毅と和毅を思う心に感心していたが、メディアの露出の仕方もあって、正直、作られたものかも、という疑心があったが、これは本物だった。

20歳の若者が、この状況で、ひと言ひと言、自分の言葉できちんと述べていた。

 

子供の価値観の形成にとって、親の影響は果てしなく大きい。

そしてオヤジから受け継いだ価値観が世間とズレていることがはっきりしたものの、この混乱を自分のプライドを優先するオヤジでは収拾がつけられないことが明らかだとわかった。

だから自分で世間に謝りたい、まだ自分はボクシングを続けたい。

その強い思いから、今までは完全に支配下にあったオヤジを反面教師として独立、今回の大毅の世界戦では汚点を刻んでしまったが、大きく成長したのではないか。

所属する協栄ジムの金平桂一郎会長から、練習再開の条件として再度の謝罪会見が厳命されたが、言われなくても、自分自身のケジメとして、ずっとどこかで謝罪をしたかったのでは、と思う。

 

メディアの力が大きかったにせよ、亀田3兄弟+オヤジは、今までボクシングを見たことのない層にまで興味を持たせ、内藤選手のファイトマネーを10倍に跳ね上げたのもまた事実。

スター性はあるのだから、反省をして、ペナルティーをきちんと受けて、新しい亀田として、またボクシング界に帰ってきてほしい。

 

「新たな亀田スタイルを兄弟で作って行きたい。」と言っているが、今回の件で世間の目を気にして委縮するのでも、逆に背伸びをするのでもなく、また今までのようにメディアに踊らされるのでもなく、これからは亀田興毅がここで学んだ新しい価値観を、存分に出してもらいたい。

それを、当事者の大毅、そして最高のポテンシャルを持つという三男・和毅に教えてほしい。

そうすれば、必ずファンは戻ってくると思う。

試合でもリング外でも、亀田三兄弟がこれからどういうパフォーマンスを見せてくれるのか、楽しみだ。

 

それにしても、会見で大毅に対して、
「父親はどうして出てこないんだろう、出てくれないんだろう、情けないんじゃないかとか、どういった思いがありますか?」
とか、
「世間一般の道徳観でいえば史郎はこうするべきではないか。どうでしょう。」
などという、自分の価値観を押し付けて、質問などではなく、一方的にまくし立てて尋問しようとする記者の発言には疑問が残る。

 

どうしても謝りたくないから息子に尻拭いをさせて逃げた。

ボクシング界を混乱させた、かっこ悪いオヤジが協会の自浄能力で業界から去り、世間に対するスジやマナーを父から教わることなく、父に言われるままに、同じようにやってはいけないことをしてしまった興毅と大毅が正当なペナルティーを受ける。

ただそれだけのことではないか。

個人的な恨みか何かでとにかくオヤジに謝らせたくて、それが当人不在でできないから、サンドバッグ状態の息子をさらに攻め立てる。

会見を聞いていて、質問の方が非常に不快だった。

 

自分の意見が世間一般を代表しているとでも思っているのだろうか。

オヤジの発言をネタに息子を責める自分自身の発言はどうなんだ、と言いたくなる。

少なくとも個人的には、オヤジが謝るか謝らないか、また謝るべきかどうか、などということに興味はなく、今回目を覚ました興毅が、あるいは内藤大助と戦った、実の当事者、大毅が、ペナルティーを受けたあとにどう更生してどうボクシング界に帰ってくるのか、そこにしか関心はない。

 

また、ルールを破ったことに対する制裁は当然で、それがプロとしてはさらに顕著であるべきだが、制裁の度合いは外からどうこう言う話ではなく、関係者や協会で決めるだけだ。

それに、選手やファンが納得するかどうか。

裁くルールがないならそこで作られるのだろうし、ルールが甘ければ厳しくする、それができないならそのスポーツは衰退する。

 

先の大相撲の一連の混乱に対する相撲協会の対応は個人的には残念だったが、ボクシング協会には、スポーツの興奮と感動を伝えていける業界を作っていってほしい。

そういう意味では、自分が抱える亀田家に対して毅然とした態度を取った協栄ジムの金平桂一郎会長、ペナルティーを決めた東日本ボクシング協会、さらに、混乱の一方で業界を盛り上げた亀田家とルール違反に対する協会の決定に敬意を払って、ただ寡黙に状況を見つめる内藤大助、そして今日覚醒した長男の亀田大毅には、今後も期待したい。

 

2007年10月 4日

日英のフィットネスクラブ事情

12日目。

出張も残すところ、実質あと2日だ。

今日は郊外にある高級フィットネスクラブの視察と、運営方法などについての打ち合わせをしてきた。

いわゆるスポーツトレーナーに対する、スキルや給与面も含めたイギリスと日本の違い、この職業に対する意識の違いなどを知ることができた。

イギリスではスポーツジムのトレーナーで年収が19000ポンド程度~、つまり年収が最低450万円くらい(1ポンド=240円)のようで、イギリスの一般的な給料は日本とさほど変わらないわけだから、時給1000円が難しく、またアルバイトが中心の日本のトレーナーとは待遇が雲泥の差である。

ただし、イギリスのスポーツトレーナーは、全員REP(Register of Exercise Professionals)という資格を持っていて、最低スキルの面でも差があるようである。

 

2007年9月 4日

世界陸上2007大阪大会

世界陸上2007大阪大会が終わった。

大阪での開催で、日本のホームでの大会だったが、予想通りというか、実力通りというか、メダルは女子マラソンの土佐礼子の銅1つだけ。

金14、銀4、銅8、計26個のアメリカが、やはり圧倒的に強かった。

だが、金5個のケニアがアメリカに次ぎ(銀3、銅5)、ロシアの4個(銀9、銅3)を挟んでエチオピアの3個(銀1)、と、アフリカ勢が続き、中長距離を中心に充実著しい。

 

さて、日本は実際、世界の中でどのような位置にいるのか。

4×100mリレーで、日本は4人ともが激走、上位に食らい付いてアジア記録を塗り替えたものの、順位は5位、アンカーの日本のエース、朝原宣治選手をして「このタイムでこの順位。参ったという感じ。」「スカッとした。」という結果である。

黒人選手ばかりの中、すばらしい走りを見せてくれたのだが、全力を出し切ってもメダルに届かない、陸上競技では世界の壁は相当に厚いのか、ということだ。

 

そこで、全メダル獲得者の成績と世界記録、日本記録を並べてみた。

世界選手権やオリンピックは記録よりも勝利が重要視されるため、駆け引きによって記録が出づらい競技も多く、またマラソンなどコースや条件によってタイムが大きく変わるものもあるが、【もし】日本選手が日本記録を出していた時に、純粋にその記録で、今回の世界選手権の記録と比較してメダルに届く競技がどれくらいあったのか、というのを調べてみた。

 

短距離では男子200mで、前々回の2003パリ大会の同じく男子200mで銅を取った末續慎吾選手の20秒03という記録が3位に相当、また中距離・男子800mの小野友誠選手の1分46秒18という記録は、何と今回では優勝できるタイムである。

男子5000m、男子マラソンの高岡寿成選手の日本記録も金を取れるタイムである。

もっとも長距離においては、勝敗のかなりの部分が駆け引きや展開によってくるのだが、純粋にタイムだけを見ると、日本記録に近い記録を出せば、世界と渡りあえるだけの力はあるのだ。

 

女子はというと、短い距離では厳しいものの、5000mの福士加代子選手、10000mの渋井陽子選手、マラソンの野口みずき選手の日本記録は今回の金に相当する。

オリンピックの女子マラソンで日本は2大会連続金メダルなど、こちらの力は実証済みだが、今回のマラソンでの土佐礼子選手の粘りはすばらしかったものの、全体的にもう少し上位に入るだけの力はあったと思う。

その他、為末大選手の400m障害の日本記録が銀、競歩は男子20km、50km、女子20kmとも金を取れるタイムである。

 

一方、トラックを使わない、いわゆるフィールド競技になると、メダル獲得はかなり難しくなる。

男子ハンマー投の室伏広治選手、男子やり投の溝口和洋選手の記録のほか、棒高跳びの澤野大地の5m83の日本記録が銅に相当する以外は、日本記録ですら完敗してしまうレベルである。

室伏選手、溝口選手は突出した選手で、特に溝口和洋選手の87m60という記録は1989年、約20年前のものであるから、強化というのはかなり至難の業、のようである。

 

男子4×100mリレーでの日本選手の走りなど、いくつかの競技では将来への期待を持たせてくれた。

ぜひ陸上競技でも、日本選手が世界と対等に渡り合える時代がやってきてほしいものである。

 

世界陸上2007大阪大会/全メダル獲得者・成績

【男子100m】
世界記録:9秒77 アサファ パウエル(JAM)
日本記録:10秒00 伊東浩司(富士通)


タイソン ゲイアメリカ9.85 
デリック アトキンスバハマ9.91NR
アサファ パウエルジャマイカ9.96 

【女子100m】
世界記録:10秒49 フローレンス グリフィス ジョイナー(USA)
日本記録:11秒36 二瓶秀子(福島)


ベロニカ キャンベルジャマイカ11.01 
ローリン ウィリアムズアメリカ11.01 
カルメリタ ジーターアメリカ11.02PB

【男子200m決勝】
世界記録:19秒32 マイケル ジョンソン(USA)
日本記録:20秒03 末續慎吾(ミズノ)


タイソン ゲイアメリカ19.76CR
ウサイン ボルトジャマイカ19.91 
ウォーレス スピアーモンアメリカ20.05 

【女子200m】
世界記録:21秒34 フローレンス グリフィス ジョイナー(USA)
日本記録:23秒33 信岡沙希重(ミズノ)


アリソン フェリックスアメリカ21.81 
ベロニカ キャンベルジャマイカ22.34 
スサンティカ ジャヤシンゲスリランカ22.63 

【男子400m】
世界記録:43秒18 マイケル ジョンソン(USA)
日本記録:44秒78 高野進(東海大TC)


ジェレミー ウォリナーアメリカ43.45 
ラショーン メリットアメリカ43.96PB
アンジェロ テイラーアメリカ44.32 

【女子400m】
世界記録:47秒60 マリタ コッホ(DDR)
日本記録:51秒80 丹野麻美(福島大)


クリスティーン オールグーイギリス49.61PB
ニコラ サンダースイギリス49.65PB
ノブレーン ウイリアムズジャマイカ49.66 

【男子800m】
世界記録:1分41秒11 ウィルソン キプケテル(DEN)
日本記録:1分46秒18 小野友誠(法大)


アルフレッド・キーワ イエゴケニア01:47.1 
ゲーリー リードカナダ01:47.1 
ユーリー ボルザコフスキーロシア01:47.4 

【女子800m】
世界記録:1分53秒28 J.クラトフビロバ(チェコスロバキア)
日本記録:2分00秒45 杉森美保(京セラ)


ジェネス ジェプコスゲイケニア01:56.0 
ハスナ ベンハシモロッコ01:57.0 
マイテ マルティネススペイン01:57.6PB

【男子1500m】
世界記録:3分26秒00 ヒチャム エルゲルージ(MAR)
日本記録:3分37秒42 小林史和(NTN)


バーナード ラガトアメリカ03:34.8 
ラシド ラムジバーレーン03:35.0 
Shedrack Kibet Korirケニア03:35.0 

【女子1500m】
世界記録:3分50秒46 曲雲霞(CHN)
日本記録:4分07秒86 小林祐梨子(須磨学園高)


マルヤムユスフ ジャマルバーレーン03:58.7 
エレーナ ソボレワロシア03:59.0 
イリーナ リシチンスカウクライナ04:00.7 

【男子5000m】
世界記録:12分17秒53 ケネニサ ベケレ(ETH)
日本記録:13分13秒40 高岡寿成(鐘紡)


バーナード ラガトアメリカ13:45.9 
エリウド キプチョゲケニア13:46.0 
モーゼス キプシロウガンダ13:46.8 

【女子5000m】
世界記録:14分16秒63 メセレット デファー(ETH)
日本記録:14分53秒22 福士加代子(ワコール)


メセレット デファーエチオピア14:57.9 
ビビアン チェルヨトケニア14:58.5 
プリスカ ジェプレティング チェロノケニア14:59.2 

【男子10000m】
世界記録:26分17秒53 ケネニサ ベケレ(ETH)
日本記録:27分35秒09 高岡寿成(カネボウ)


ケネニサ ベケレエチオピア27:05.9 
シレシ シヒネエチオピア27:09.0 
Martin Irungu Mathathiケニア27:12.2 

【女子10000m】
世界記録:29分31秒78 王軍霞(CHN)
日本記録:30分48秒89 渋井陽子(三井住友海上)


ティルネシュ ディババエチオピア31:55.4 
エルバン アベイレゲッセトルコ31:59.4 
カーラ グシャーアメリカ32:02.0 

【男子マラソン】
世界記録:2時間04分55秒 ポール テルガト(KEN)
日本記録:2時間06分16秒 高岡寿成(カネボウ)


ルーク キベトケニア2:15:59 
ムバラク・ハッサン シャミカタール2:17:18 
ヴィクトル ルートリンスイス2:17:25 

【女子マラソン】
世界記録:2時間15分25秒 ポーラ ラドクリフ(GBR)
日本記録:2時間19分12秒 野口みずき(グローバリー)


キャサリン ヌデレバケニア2:30:37 
周 春秀(シュウ シュンシュウ)中華人民共和国2:30:45 
土佐 礼子日本2:30:55 

【男子110mハードル】
世界記録:12秒88 劉翔(CHN)
日本記録:13秒39 谷川聡(ミズノ)


劉 翔(リュウ ショウ)中華人民共和国12.95 
テレンス トランメルアメリカ12.99 
デービッド ペインアメリカ13.02PB

【女子100mハードル】
世界記録:12秒21 Y.ドンコーワ(BGR)
日本記録:13秒00 金沢イボンヌ(佐田建設TC)


ミッシェル ペリーアメリカ12.46 
ペルディタ フェリシエンカナダ12.49 
デロリーン エニス・ロンドンジャマイカ12.5PB

【男子400mハードル】
世界記録:46秒78 ケビン ヤング(USA)
日本記録:47秒89 為末大(法大)


カーロン クレメントアメリカ47.61 
フェリックス サンチェスドミニカ共和国48.01 
マレク プワブゴポーランド48.12NR

【女子400mハードル】
世界記録:52秒34 ユリヤ ペチョンキナ(RUS)
日本記録:55秒71 久保倉里美(新潟アルビレックス)


ヤナ ローリンソンオーストラリア53.31 
ユリア ペチョンキナロシア53.5 
アンナ イエシエンポーランド53.92 

【男子3000m障害】
世界記録:7分53秒63 サイフサイード シャヒーン(QAT)
日本記録:8分18秒93 岩水嘉孝(トヨタ自動車)


ブライミン キプロプ キプルトケニア08:13.8 
エゼキエル ケンボイケニア08:16.9 
リチャード キプケンボイ メートロングケニア08:17.6 

【女子3000m障害】
世界記録:9分01秒59 グルナラ サミトワ(RUS)
日本記録:9分41秒21 早狩実紀(京都光華AC)


エカテリーナ ボルコワロシア09:06.6CR
タチアナ ペトロワロシア09:09.2PB
ユニス ジェプコリルケニア09:20.1 

【男子20km競歩】
世界記録:1時間17分21秒 ジェファーソン ペレス(ECU)
日本記録:1時間19分29秒 柳澤哲(綜合警備保障)


ジェファーソン ペレスエクアドル1:22:20 
フランシスコ・ハビエル フェルナンデススペイン1:22:40 
ハテム グーラチュニジア1:22:40 

【女子20km競歩】
世界記録:1時間25分41秒 オリンピアダ イワノワ(RUS)
日本記録:1時間28分56秒 川崎真裕美(海老沢製作所)


オルガ カニスキナロシア1:30:09 
タチアナ シェミャキナロシア1:30:42 
マリア バスコスペイン1:30:47 

【男子50km競歩】
世界記録:3時間35分47秒 ネーサン ディークス(AUS)
日本記録:3時間43分38秒 山崎勇喜(長谷川体育施設)


ネーサン ディークスオーストラリア3:43:53 
ヨアン ディズニフランス3:44:22 
アレックス シュワツァーイタリア3:44:38 

【男子4×100mリレー】


アメリカ37.78 
ジャマイカ37.89NR
イギリス37.9 

【女子4×100mリレー】

アメリカ41.98 
ジャマイカ42.01 
ベルギー42.75NR

【男子4×400mリレー】

アメリカ02:55.6 
バハマ02:59.2 
ポーランド03:00.1 

【女子4×400mリレー】


アメリカ03:18.6 
ジャマイカ03:19.7NR
イギリス03:20.0NR

【男子走高跳】
世界記録:2m45 J.ソトマヨル(CUB)
日本記録:2m33 醍醐直幸(富士通)


ドナルド トーマスバハマ2.35 
ヤロスラフ リバコフロシア2.35 
キリアコス イオアヌキプロス2.35 

【女子走高跳】
世界記録:2m09 S.コスタディノーワ(BGR)
日本記録:1m96 今井美希(ミズノ)


ブランカ ブラシッチクロアチア2.05 
アントニエッタ ディマルティノイタリア2.03NR
アンナ チチェロワロシア2.03PB

【男子棒高跳】
世界記録:6m14 セルゲイ ブブカ(UKR)
日本記録:5m83 澤野大地(ニシスポーツ)


ブラッド ウォーカーアメリカ5.86 
ロマン メニルフランス5.86 
ダニー エカドイツ5.81 

【男子走幅跳】
世界記録:8m95 マイク パウエル(USA)
日本記録:8m25 森長正樹(日大)


イルビング サラディノパナマ8.57AR
アンドリュー ハウイタリア8.47NR
ドワイト フィリップスアメリカ8.3 

【女子走幅跳】
世界記録:7m52 G.チスチャコーワ(SOV)
日本記録:6m86 池田久美子(スズキ)


タチアナ レベデワロシア7.03 
リュドミラ コルチャノワロシア6.92 
タチアナ コトワロシア6.9 

【男子三段跳】
世界記録:18m29 ジョナサン エドワーズ(GBR)
日本記録:17m15 山下訓史(日本電気)


ネルソン エボラポルトガル17.74NR
ジャデル グレゴリオブラジル17.59 
ウォルター デービスアメリカ17.33 

【女子三段跳】
世界記録:15m50 イネッサ クラベッツ(UKR)
日本記録:14m04 花岡麻帆(三英社)


ヤルヘニ サビネキューバ15.28 
タチアナ レベデワロシア15.07 
Hrysopiyi Devetziギリシャ15.04 

【男子砲丸投】
世界記録:23m12 R.バーンズ(USA)
日本記録:18m56 畑瀬聡(群馬綜合ガードシステム)


リース ホッファアメリカ22.04 
アダム ネルソンアメリカ21.61 
アンドレイ ミクネビッチベラルーシ21.27 

【女子砲丸投】
世界記録:22m63 N.リソフスカヤ(SOV)
日本記録:18m22 森千夏(スズキ)


バレリー ビリニュージーランド20.54 
ナデジダ オスタプチュクベラルーシ20.48 
ナディネ クライナートドイツ19.77 

【男子円盤投】
世界記録:74m08 J.シュルト(DDR)
日本記録:60m22 川崎清貴(大昭和)


ゲルド カンテルエストニア68.94 
ロバート ハルティングドイツ66.68 
ルトガー スミスオランダ66.42 

【女子円盤投】
世界記録:76m80 G.ラインシュ(DDR)
日本記録:58m62 室伏由佳(ミズノ)


フランカ ディーツシュドイツ66.61 
ダリャ ピスチャルニコワロシア65.78PB
バリオス ヤレリスキューバ63.9PB

【男子ハンマー投】
世界記録:86m74 ユーリー セディフ(SOV)
日本記録:84m86 室伏広治(ミズノ)


イワン ティホンベラルーシ83.63 
プリモジュ コズムススロベニア82.29 
リボル ハルフレイタグスロバキア81.6 

【女子ハンマー投】
世界記録:78m61 タチアナ リセンコ(RUS)
日本記録:67m77 室伏由佳(ミズノ)


ベティー ハイドラードイツ74.76 
イプシ モレノキューバ74.74 
張 文秀(チョウ ブンシュウ)中華人民共和国74.39 

【男子やり投】
世界記録:98m48 ヤン ゼレズニー(CZE)
日本記録:87m60 溝口和洋(ゴールドウイン)


テロ ピトカマキフィンランド90.33 
アンドレアス トルキルドセンノルウェー88.61 
ブロー グリアアメリカ86.21 

【女子やり投】
世界記録:71m70 オスレイディス メネンデス(CUB)
日本記録:61m15 三宅貴子(ミキハウス)


バルボラ スポタコバチェコ67.07NR
クリスティーナ オーバークフォルドイツ66.46 
シュテフィ ネリウスドイツ64.42 

【男子十種競技】
世界記録:9026点 ロマン セブルレ(CZE)
日本記録:7995点 金子宗弘(ミズノ)


ロマン セブルレチェコ8676 
モーリス スミスジャマイカ8644NR
ドミトリー カルポフカザフスタン8586 

【女子七種競技】
世界記録:7291点 J.カーシー(USA)
日本記録:5962点 中田有紀(さかえクリニック)


カロリナ クリュフトスウェーデン7032 
リュドミラ ブロンスカヤウクライナ6832NR
ケリー サザートンイギリス6510 

 

2007年8月 4日

スポーツビジネス情報の決定版!?

今週の火曜日、クロス・ビーが、スポーツビジネスに関する情報を発信していくWebサイト「SportsBusiness-Online.com(スポーツビジネスオンライン.com)」をオープンした。

もともと「スポーツ・マーケティング・ケースブック(Sport Marketing Casebook)」というサイトでスポーツマーケティングに関する情報を配信していたのだが、それを様々なトピックに拡張して、広く一般にも楽しめるようなサイトとして統合した、とのことだ。

Jリーグチェアマン・鬼武健二氏へのインタビューを初め、スポーツビジネス界の様々な方のコメントなども掲載しているようです。

様々なトピックを扱っているが、スポーツビジネスに興味がある人は、ぜひ購読を勧めたいサイトだ。

SportsBusiness-Online.com(スポーツビジネスオンライン.com)

 

2007年6月21日

レアルマドリードvsパレスチナ・イスラエル

昨日(現地時間で6/19)、レアルマドリードが、テルアビブ(イスラエル)のラマトガン・スタジアムで、パレスチナ・イスラエル代表と親善試合を行った。

ラマトガンスタジアムに30,000人もの大観衆を集めたこの試合、ラウルやグティがゴールを決め、結果はレアルが8-0で圧勝したが、この試合が将来の中東和平に少なからず影響を及ぼすことは間違いないだろう。

パレスチナとイスラエルの両国は、ご存知の通り、人種や宗教、土着・移民など複雑な背景で紛争が絶えず、現在も解決の目処は立っていない。

そこで、シモン・ペレス平和センター(1996年にシモン・ペレス氏によって設立されたNGO)が親善試合を企画・主催して、実現した。

親善試合の収益は、パレスチナとイスラエルの若者のスポーツ教育支援に充てられる、とのことだ。

スポーツとその政治的な利用については賛否両論があるが、この試合で確実に言えたことは、パレスチナ・イスラエルともに平和を願う人がたくさんいて、プレイヤーは国境に関係なく試合を楽しみ、また超一流プレイヤーのサッカーの試合は誰もが見てみたいものだ、ということだ。

スポーツが持つ、楽しみや喜び、感動と興奮というのはどこにいっても不変なもので、こういうイベントによって、人々に笑いや安らぎを与えてくれるとすれば、それは非常にすばらしいことだと思う。

おそらくプレイヤー達も、観戦していた人々も、試合中は、紛争のことは考えず、ただ純粋にサッカーを楽しんでいたのではないか、と思う。

サッカーの名のもとに、あるいはサッカーの名のもとでしかないかもしれないが、少なくともその間だけは大きな軋轢を一気に縮めてくれる、それがスポーツでもある。

韓国と北朝鮮もサッカーを通じた交流が盛んになってきているし、国家間の問題の中では1回1回の役割としては小さなものかもしれないが、人々の意識の中、あるいは草の根的なところでは、非常に大きな価値を持つだろう。

日本ではあまり報道はされていないようだが、こういう記事はどんどん出していってほしいと思う。

シモン・ペレス : 第8代イスラエル首相、第9代イスラエル大統領。1994年ノーベル平和賞受賞。

 

試合結果(レアルマドリード公式HPより)

MATCH REPORT:
REAL MADRID: Casillas, Michel Salgado, Sergio Ramos, Helguera, Nieto, Raúl, Emerson, Cicinho, Guti, Helguera, Higuaín. Also played: Javi García, Negredo, Adrián González, Rubén de la Red, Sergio Sánchez , Adán and Agus.
COMBINED PALESTINIAN-ISRAELI TEAM: Dudu Awat, Alon Haazi, Assi Domb, Osama Kamel Abu-Aliya, Adan Tal, Yosi Benayoun, Yoav Ziv, Juban Sami, Pini Balili, Abbas Suan, Shadi Muhammad. Also played: Jammal Ahmed, Lior Asoulin, Giovanni Rosso, Shavit Elimelech, Mahmaoud Dharbi, Omri Afek, Chaled Halaila, Muhammad Hafed, Barech Dego, Muhammed Ichiya, Samer Nabil, Fardi Youssef, Assad Abed, Rafat Abed, Guy Asoulin, Mayamin Salach, Abed Rabach, Ala Bau, Imad Ganaim.
REFEREE: Ben-Hamo.
GOALS:
0-1, min. 29', Guti, from outside the box.
0-2, min. 36, Guti, from the edge of the box.
0-3, min. 44, Guti, off a Cicinho assist.
0-4, min. 47, Raúl, off a keeper rebound.
0-5, min. 62, Negredo, off a keeper rebound.
0-6, min 64, Guti, from inside the box.
0-7, min 72, Negredo, off a rebound inside the box.
0-8, min. 88, Negredo , from inside the box.
NOTES: Peace Match between Real Madrid and a combined Palestinian-Israeli team. President elect of Israel, Simon Peres, President of Real Madrid, Ramón Calderón, and President of the Spanish FA, Ángel María Villar watched from the Presidential Balcony. Attendence: 30,000 at Ramat Gan Stadium in Tel Aviv.

This "Peace Match" is the first of its kind held in Israel. On 19 June, Real Madrid will play against a team comprised of both Palestinian and Israeli professional players at Ramat Gan Stadium in Tel Aviv. The exhibition match has been organised by the Peres Center for Peace, whose mission is to build an infrastructure of peace and reconciliation by and for the people of the Middle East that promotes socio-economic development, while advancing cooperation and mutual understanding.

2007年6月14日

菊地直哉選手の逮捕

菊地直哉選手の逮捕。

『かわいい子だったので声を掛けた』
『制服を着ており18歳未満だとは分かっていた』
「別れ際に、一方的に1万円を渡した」
「被疑者はA子さんが18歳未満と知りながら、先月5月下旬浜松市内の路上で駐車中の普通乗用車に連れ込み、淫行に及んだもよう(ジュビロ磐田公式サイト)」

どこまでが完全に正確なところなのかはわからないが、何とも情けない。

 

清水商時代から注目され、各世代で日本代表に選出、U-17世界選手権、U-20世界ユース選手権、そして2004年のアテネ五輪にも出場。

世界大会の活躍で、アーセナルから練習に招待され、また高校卒業時はフェイエノールトの練習に参加して入団目前まで進んだ逸材(資金面で折り合わずジュビロ磐田に入団)。

プロでは最終ラインやボランチなど主にディフェンシブなポジションでの起用が多く、オシム・ジャパン入りの可能性も高かった期待の選手。

それが、いきなりサッカーができなくなるかもしれない状況だ。

 

Jリーグでは、危機管理講習会を開いてモラルアップや社会勉強に力を入れてきたところだが、せっかくの啓蒙活動も水の泡、1選手の行動で、その内容までも疑問視されることになるだろう。

魔が差した、では済まされない自分中心の行動だが、1984年11月24日生まれの22歳、サッカー界から去るかもしれないという、あまりにも代償が大きいことはわからなかったのだろうか。

 

菊地直哉選手には私も期待していた一人だが、プレーの期待の大きさだけでなく、太田吉彰選手と一緒にシーズンシートを購入して「菊地シート(各試合4組8名)」「太田シート(各試合2組4名)」プレゼントを行うなど(※事件後「菊地シート」はジュビロ公式サイトから削除されている)、そういう点も評価していたのだが、今回の事件で完全に裏切られた思いだ。

 

強い精神力とフェアプレーの心など、体だけでなく精神面も鍛えるはずのスポーツが、健全な精神を育てられていない、というのは何とも残念である。

ただ1人の冒した罪ではなく、所属するジュビロ磐田でもサッカー界でもなく、こういう不祥事は、スポーツ界全体に悪い影響を与えてしまう。

 

スポーツを一生懸命やっている選手も「スポーツしかしていない人間は・・・」というレッテルを貼られてしまうのだ。

 

「感謝、感謝」と何度「感謝」という言葉を使ったかわからない、先日、念願のメジャーリーグ登板を果たした39歳、パイレーツ・桑田真澄投手の生き方、考え方を見習ってほしいものだ。

 

2007年4月22日

インディ・ジャパン観戦

インディ・ジャパン/ツインリンクもてぎ

ツインリンクもてぎで開催された、インディ・ジャパン300マイル決勝を観戦してきた。

レース前は様々なブースで各種イベントが催されて、会場を回っているだけでも、徐々に気持ちが盛り上がってくる。

F1ほどではないものの、モータースポーツには根強い人気がある。

 

レース開始を30分ほど前に迎えると、スタンドもだんだんと混みあってくる。

そしてオープニングイベント。

出場レーサーの紹介などのあと、日本・アメリカの国歌が流れ終わると同時に、自衛隊・ブルーインパルスの編隊が爆音とともに山の向こうから登場、いくつかの演技飛行を披露して、場内の盛り上がりは最高潮に。

インディ・ジャパン/ブルーインパルス

 

興奮そのままに、フラッグが振られ、レース開始。

インディ・ジャパン/スタート

期待の日本人ドライバー、松浦孝亮は開始直後の最初のコーナーでいきなりスピン、1台壁に激突したので誰かと思ったら、「松浦クラッシュ!」との場内解説。

開始早々イエローコーションで各車徐行しての走行となり、場内の爆音が一気に静かなエンジン音になるのと同じく、予選で調子の上がってきた松浦孝亮を期待していた観客は皆、落胆を隠せない。

インディ・ジャパン/松浦孝亮のマシン
引き揚げられていく松浦孝亮のマシン

 

さて、数週のイエローコーション下での走行のあと、トップに立ったのは去年ここで優勝を飾り、予選でもポールを取った、カーナンバー#3のエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)。

2位をどんどん引き離してトップを快走する。

しかし、1回目のピット・ストップから急におかしくなる。

逆に予選2位の、ダン・ウェルドン(#10、チップ・ガナッシ・レーシング)と同3位のトニー・カナーン(#11、アンドレッティ・グリーン・レーシング)がスピードアップして、並ぶ間もなく一気にエリオを抜き去る。

ピット前は#3・カストロネベスが圧倒的に速かっただけに、このスピードの差は目を疑うほどだ。

レースは完全に#10・ウェルドンと#11・カナーンの一騎打ち。

#10ウェルドンが逃げ、#11・カナーンが僅差で追いかける。

 

が、レースも終盤に差し掛かる135周目、マルコ・アンドレッティ(#26、アンドレッティ・グリーン・レーシング)がクラッシュ。

残り65周と、微妙なタイミングでのイエローコーションとなった。

 

通常の走行では、1回の給油で走れるのは45周ちょっと。

使う燃料を薄くしたり、シフトダウンを調整したりと燃費を良くすれば、プラス3周くらいいけるようだ。

またペースを落として燃費だけを考えれば55周ほど走れるらしい。

つまり、通常あと2回の給油が必要だが、燃費を調整すれば1回で済む可能性が出てきたのだ。

 

各車ピットで給油をして、まだイエローコーションが続く146周目、ダリオ・フランキッティ(#27、アンドレッティ・グリーン・レーシング)が最後にピットに入る。

200周までぎりぎりもつかどうかというところ、給油を1回少なくする作戦を取るようだ。

場内の解説も、この微妙な状況、また各チームの戦略を細かく説明してくれる。

 

そして149周目、リスタート。

逃げる#10・ウェルドンと、追いかける#11・カナーンの平均時速199-200マイルでのハイペースの一騎打ちが続く。

一方、ペースを一気に落とした#27・フランキッティは、みんなより明らかに遅い、平均時速192マイルのマイペースを刻みだす。

 

186周目、#10・ウェルドンがピットへ。さらに191周目には#11・カナーンが給油に入る。

ピットから出て、前に立ったのは#11・カナーン。

ピットの作業時間を最小限にして、ぎりぎりのところで遂に#10・ウェルドンをかわしたのだ。

 

200周目の最終ラップ、ターン3で#10・ウェルドンが最後に仕掛けるが、及ばず、#11・カナーンが0.4828秒の差でトップでフィニッシュ。今シーズン初優勝を飾った。

3位にはピットを1回減らした#27・フランキッティ。

 

最後の最後までエキサイティングなバトルだった、今年のインディ・ジャパン。

天気も良く、最高の1日だった。

松浦孝亮は地元レースで気負ったのか、セッティングが合わなかったのか、とにかく今回は残念だったが、次レース以降に期待したい。

やはり世界の中に割って入ろうとする日本人は、世界のトップに比べてまだ未熟でも、応援していきたいものだ。

 

インディ・ジャパン/トニー・カナーン
優勝したカナーンのグリーンのマシン

インディ・ジャパン/ダン・ウェルドン
デッドヒートを演じたダン・ウェルドン

インディ・ジャパン/エリオ・カストロネベス
ポール&序盤好調も失速したエリオ・カストロネベス

インディ・ジャパン/レース結果
スタート(0LAP)・フィニッシュ時(200LAPS)のの順位

 

2007年4月11日

2007-2008スキーテスト・試乗会

2007-2008スキー試乗会・テスト1

先週末は来シーズン(2007-2008)モデルのスキーの試乗会に参加させてもらった。

スキーに限るものではないが、次のシーズンの商品のサンプルは、前のシーズンの中頃には完成している。

シーズンが終わり、オフシーズンに入ると、次のシーズンへ向けての生産、販売を始めるからである。

なので、来シーズンのスキーは、既に今シーズンにプロモーション活動の一貫として、サンプルが業界に出回るのである。

 

この試乗会・スキーテストというのは商品の販売において、非常に重要なウエイトを占める。

というのも、一般人の参加者はコアの層なので、参加をする人数も限られていて、市場全体からすれば大したことはないのだが、そのスキー板に対してのショップの評価が入るからだ。

つまり、試乗会で各スキーのテストをして、ショップの店長・スタッフが滑りやすい、と思うスキーがあれば、自分の主観として、お客さんにそのスキーを勧める可能性が極めて高いのである。

なので、各社入念にチューンナップ(スキーの整備・調整)をして、次シーズンのサンプルを試乗会に出してくる。

 

試乗会では、大回り、小回り、レース用など各社数種類ずつ、様々な板が並び、参加者は試したい板を選んで、サービスマンにブーツのサイズを伝えると、ビンディングを合わせてくれる。

スキーを履いたら、2、3本滑ってまた別のスキー板にチェンジ、という具合だ。

目当ての板を他の人が使っている場合、その人(スキー)が戻ってくるのを待つことになる。

ちなみにブーツのサイズはブーツの脇に小さく○mmなどと書いてあるので、知っておくと便利だ。

 

今回はコース脇に、大回転、回転用のポールも立ててあり、ポールに入ったときの感覚などもテストできるよう、準備されていた。

こういう規制された中でどれだけ自由に滑れるか、というのも評価には大きなポイントである。

 

ついでにショップ主催の草レースにも参加。

レーシングスーツ(レーシングワンピース)もなく、レースはもとより、ポール自体4年ぶりに入ったのだが、何とか所属の部で入賞。

ほんの少しでもポールを練習しておけばよかったと反省しつつも、やはりこういう緊張感の持てる機会というのは楽しいな、と実感。

スキー熱再燃!?

2007-2008スキー試乗会・テスト2
実は愛用のタイツ(ワコール・CW-X)で滑ってます。靴下がブーツから出て・・・

 

2007-2008スキー試乗会・テスト3
大会は絶好のコンディションでした。

 

2007年3月23日

高橋大輔、世界フィギュアで銀メダル

前日のショートプログラム(SP)で3位の高橋大輔が、フリーで1位となり、合計237.95点で2位になった。

日本の男子選手が銀メダルを獲得したのは五輪、世界選手権を通じて初めて。

これまでは、2005年までの10年間、日本男子フィギュアスケート界を引っ張り、そして育ててきた、本田武史の銅が最高だった。

そんな状況でも、高橋大輔の普段の演技を見ていると、もしかしてメダル、しかも一番頂点までいけるのでは?と思わせてしまう技術がある。

 

SPでは最初のジャンプでミスをした。

しかしその後は気持ちを切らさずに踏ん張って3位に踏みとどまる。

「今季最悪のでき」と言いながらも「このできで、あの順位なら納得」と、前向きだった。

そしてフリーではふっきれたかのように、4回転ジャンプ以外はほぼ完ぺきな、すばらしい演技。

ジャンプで転倒ミスをしたカナダのジェフリー・バトルを逆転して、銀メダルとなった。

 

SPで大きなミスをして14位だった織田信成も、ミスをしながらも(3度しかできないコンビネーションジャンプを4度跳んでしまう大きなミスだが)自由は6位で巻き返し、合計209.94点で7位。

高橋大輔の銀に隠れてしまっているが、織田の演技も非常に大きく、日本人2名の合計順位は9位で、合計13位以内となり、日本男子は次回の出場枠を3つ、確保したのである。

 

日本人2名ともミスをしながらもフリーで1位と6位。

他の国の選手にもミスが目立ったが、こういう大きな大会でも確実に世界で戦えることが証明された。

複数の上位入賞というのは極めて大きな価値をもつ。

何かと相対することも多く、高いレベルで意識しあうからだ。

ちなみにトップ10は、2位と7位の日本と、5位と8位のアメリカの他は、複数入っている国がいない。

フランス、スイス、チェコ、カナダ、スウェーデン、ベラルーシが1名ずつである。

フィギュアスケートは女子だけでなく、男子にも名実ともに時代がやってきたかもしれない。

 

【 次回出場枠 】

1人出場の場合

  • 2位以内・・・3枠
  • 10位以内・・・2枠

2人以上出場の場合

  • 上位2人の合計が13位以内・・・3枠
  • 上位2人の合計が28位以内・・・2枠

となる。

トリノオリンピックの出場枠をかけた1人出場の高橋大輔が15位に沈んで出場1枠にしてしまい、その後揉めた選考。
そして結果的にこの間の2人の切磋琢磨による世界レベルへの飛躍は記憶に新しい。

 

2007年3月14日

ETC割引を利用してスキーに安く行く

ETCを利用した割引はいろいろあるのだが、ご存知だろうか。

深夜0:00-4:00が30%引きという「深夜割引」はよく知られているが、それよりも時間帯の広い22:00-6:00で「早朝夜間割引」という50%引きになる制度や、さらに6:00-9:00と17:00-20:00で50%引きになる「通勤割引」、などという割引があることは、知らない人も多いのではないだろうか。

それぞれの割引は、その時間帯に入り口または出口を通過すればいいから(深夜割引は0:00より前に入って4:00以降に出てもOK)、スキーに行く場合、ほとんどのケースで割引を利用できる。

つまり、時間帯でいえば、日中の9:00-17:00に高速道路の通過が完結する以外は、基本的には何らかの割引を受けられる。

ただし、50%割引の後ろ2つの割引はちょっと仕組みがわかりづらく、有効に利用できていない人も多いと思う。

 

「深夜割引」はいちばん簡単で、条件は

【深夜割引】
  • 0:00-4:00の間に走行する
  • どの区間でもいい。
  • 距離の制限はない。

ということで、知っている/利用している人は多いだろう。

ETC夜間割引

 

続いて「早朝夜間割引」だが、これは「よくわからないけど適用になっていた」というケースも多いかと思う。 というのも、100kmという制限があるためだ。

こちらの条件は、

【早朝夜間割引】
  • 22:00-6:00の間に入口または出口を通過する(※一律料金の場合は料金を支払う料金所の通過時刻)
  • 大都市近郊区間を1区間でも走行する
  • 1回の走行距離は100km以内

となるが、注意しないといけないのは、

「1回の走行距離が100kmを超えると、全区間で割引の対象外(通常料金)になってしまう」

ということだ。つまり、100km以内で降りないといけない。

東京地区の大都市近郊区間は下記の通り。この区間のどこかを絡ませることも必要になる。

  • 東北道(川口--加須)
  • 常磐道(三郷--谷田部)
  • 東関東道(湾岸市川--成田)
  • 新空港道(成田--新空港)
  • 関越道(練馬--東松山)
  • 東名高速(東京--厚木)
  • 東京外環道(大泉--三郷南)
  • 中央道(高井戸--八王子)
  • 横浜横須賀道路(狩場--佐原、並木--釜利谷JCT)

最後に一番わかりづらい「通勤割引」。これは、通勤とはいっても土日でも適用される。

【通勤割引】 6:00-9:00または17:00-20:00の間に入口または出口を通過する
  • 1回の走行距離は100km以内
  • 大都市近郊区間以外の区間が割引対象
  • 午前1回、午後1回のみ適用

となる。 つまり、「通勤時間帯に郊外を走る」ということになる。

こちらも

「1回の走行距離が100kmを超えると、全区間で割引の対象外(通常料金)になってしまう」

というルールがある。

100kmルールはスキーに行くにはちょっと厳しい。100km圏で行けるスキー場は少ないからだ。

なので、割引適用にはちょっとしたテクニックが必要になる。

つまり、

「100kmぎりぎりで、途中で一旦高速を降りる」

だ。

こうすれば、50%引きが適用になる。

ちなみに関越道で練馬からだと、前橋ICが92.1kmになる。

が、98.3kmのところにある駒寄というPAは特殊なパーキングエリアで、なんとETC専用の出口があるのだ。

これは図ったとしか思えないのだが、出口を出てすぐにUターンできるところがあるので、そこでまた高速に入れば、ほとんど時間をロスすることなく、Maxまで割引を適用できるのだ。

駒寄PA、名前を頭の片隅にでもひっかけておいて、22:00-6:00が絡んでいる時には一度お試しあれ。

 

さて、スキーの場合、ちょっと寝坊して高速に乗ったのが6:00を過ぎてしまった、という場合、通勤割引で100kmの区間について半額にする、というのがベストだ。

こちらは少し難しく、郊外の区間のみが50%引き、というルールだ。

つまり、練馬で乗って、先の駒寄で降りた場合、大都市近郊区間の練馬から東松山は通常料金で、東松山から駒寄の区間だけが割引になる。

100kmというのは東松山からの距離ではなく、あくまで乗ったところ(この場合は練馬)からの距離なので、こちらも注意が必要だ。

 

いずれにせよ、割引を適用するには「コマ切れに乗る」というのがポイントになる。

例えば練馬から沼田まで行く場合、125.8kmで通常料金は3,450円である。

100kmを超えているので、そのまま乗り降りしたのでは、深夜割引しか適用の可能性がない。この場合、2,400円になる。しかも0:00-4:00を絡ませなければならない。

しかし、駒寄で一旦降りた場合、
練馬-駒寄の早朝夜間割引が1,450円(通常2,900円)で、駒寄-沼田の深夜割引が600円(通常850円)なので、この場合は合計2,050円となる。
※駒寄-沼田は大都市近郊区間が絡まないので早朝夜間割引は適用せず、深夜割引/通勤割引のみ

また早朝夜間割引を2回使うこともでき、その場合は東松山の手前の鶴ヶ島で一旦降りれば、練馬-鶴ヶ島550円(通常1050円)+鶴ヶ島-沼田1350円(通常2700円)で、計1,900円となる。

少し寝坊した場合は駒寄で一旦降りて、通勤割引の450円を適用して、その場合も1,900円で行ける。

5:00や6:00出発で、この割引を知らずに3,450円払っている人は多いのではないだろうか。

1回ゲートをくぐるだけで、3,450円 → 1,900円になるのだ。

割引を最大に使うには、駒寄か鶴ヶ島かはそのときの時間帯によって決めなければならないが、一旦降りるだけでこれだけ違うのと、割引が適用される時間帯が圧倒的に広いので、かなり利用価値は高い。

早朝夜間割引と通勤割引が有効に使えて、「りょう・きん・は・1350・えん・です」などと機械のアナウンスが流れるとき、ちょっと嬉しくもなってくる。

ETC早朝深夜/通勤割引

ちなみに走行区間の距離はハイウェイナビゲータで簡単に調べることができるので、100kmのポイントになるICを調べておくと便利である。

あと、サービスエリアのインフォメーションがけっこう丁寧に教えてくれるので、どれが一番効率良く割引を適用できるか、聞いてみるのも有用だ。

 

※上記割引の対象となる高速道路はNEXCO東日本/中日本/西日本が管理する高速道路。

 

2007年3月 5日

スピードパラグライダー体験レポート

スピードパラグライダー体験1

グランボレ・パラグライダースクール が「スピードパラグライダー(スピードパラ)」のツアーイベントを宝台樹スキー場 で行う、というので、ちょっと顔を出して、スピードパラを体験させてもらった。

スピードパラは、フランスやスイスで去年(2006年)から流行り始めたようで、小さいパラグライダーを背負いながらスキーで滑降するものだ。

スキーを履いてパラグライダーをする、というスポーツもあるが、これは基本的にはパラグライダーで、テイクオフ(離陸)とランディング(着陸)のみスキーを使う、雪山でのパラグライダーの楽しみ方である。

それに対し、スピードパラは、パラグライダーのような空中遊泳というよりは、滑りながら、途中で斜面から浮いたりもする、パラグライダーを利用してスキーを楽しむ、という、スキー with パラシュート、といったほうが近いかもしれない。

パラグライダーの準備をして、いざ、スタート
スピードパラグライダー体験2

パラシュートの立ち上げは小さい分、かなり簡単に行える
スピードパラグライダー体験3

パラシュートをつけながら、ターン
スピードパラグライダー体験4

またターン
スピードパラグライダー体験5

たまに空中に浮かび・・・(影に注目)
スピードパラグライダー体験6

到着
スピードパラグライダー体験7

 

「スピードパラグライダー」との名前の通り、スキーで普通に滑降するよりもスピードは出るのだが、パラシュートの抵抗があって、スピードコントロールはパラグライダーで行うので、スキーでは減速がうまくできなくてスピードが怖い人でも、そんなに恐怖は感じないと思う。

 

パラシュートの反応は操作をしてからタイムラグがあるので、スキーターンをする何秒か前に、パラグライダーの操作を始めることになるが、基本的にはパラシュートがその方向を向かないとターンしないので、そのギャップがおもしろい。

また今回は斜面にちょっと斜度があったので、少し高く浮いてしまうことがよくあったが、それもそれで悪くはない。

 

スキー経験が少なくても方向などはパラグライダーで操作できるし、「飛ぶ」というよりは「浮く」という感じなので、パラグライダー経験がなくても楽しめるスポーツだ。

 

ただ、やはり長い距離の取れる斜面がほしいところだ。

スキーのポール練習と同じように、混んでいるゲレンデでは難しいので、どうしてもスキー場の協力が必要になってくる。

こういう新しいものを積極的に取り入れてくれるスキー場が増えてきたら、スキー、パラグライダー業界とも、もっともっと盛り上がってくると思う。

 

ちなみにこの日の宝台樹スキー場、すばらしい景色だった。

宝台樹スキー場1

宝台樹スキー場2

温暖化の影響かどうか、今年は極端に雪が少ないが、やはりこういう自然はできる限り残して、便利さや楽しさとは共存していかないと、と再認識。

 

2007年2月21日

留学生スキー講習会【3】

さて、2日目は、せっかくだからということで、ゴンドラで頂上まで上がって、全員で記念撮影。

留学生スキー講習会8

ちょっとした丘に登って雪合戦をしたりと、やはりみんな、子供ごころはどの国に行っても同じみたいだ。

留学生スキー講習会9

 

行きたいということで、こちらもせっかくだから記念にと、スキー場で最も斜度のあるチャンピオンゲレンデ(最大斜度35度、平均26度)に、有志を連れて行った。

ゲレンデ前で記念撮影。
この時点ではみんな笑っているが・・・

留学生スキー講習会10

 

ちなみにこの栂池のチャンピオンゲレンデは、日本でも有数のすばらしいコースだと思う。

スキー場の下部に位置しているので、急斜面なのに横幅がかなりあるのだ。

またコースとフォールラインがまっすぐで、斜めに傾いた滑りにくい片斜面ではなく、さらにコースが一枚板(一枚バーン)のようになっている。

だから、よくある山頂付近のコブコブコースなどとは違い、斜度から見るより滑りやすく、練習にもすごく有用なのである。

 

このチャンピオンゲレンデも、何とかみんな無事滑り降りてきて、最終日の2日目は終了。

やはり2日も滑ると、みんなの上達ぶりはすばらしい。

今後一緒にスキーをする機会はないかもしれないが、純粋にうれしくなってくる。

 

夜は打ち上げということで、まずはリーダー芸。

留学生スキー講習会11

芸をいくつか行うと、留学生もノッてきて、こちらもダンスや歌を披露しだす。

留学生スキー講習会12

ここら辺はさすがに外国人。
毎年、率先して即席ステージに出てくる人が何人もいるからおもしろい。

 

宴もたけなわとなったところで、着物タイム。

希望者に、今回の講習会の料理長・徳田さんが着物を用意してきてくれて、着付けてあげた。

留学生スキー講習会13

 

そして盆踊りの振りを、本場・徳島出身のスタッフがレクチャー。

留学生スキー講習会14

 

締めはスキー部OBが、大学の歌「ただひとつ」を熱唱。

留学生スキー講習会15

留学生にもぜひ覚えてもらおうと、全員輪になって、「ただひとつ」を全員で歌って打ち上げはお開き。

留学生スキー講習会16

昨日初めて会ったばかりなのに、スキーと共同生活、そして懇親会を通して、育った環境も言葉も違う何十人もの心が、一つになっていた。

 

留学生スキー講習会17

あくる日の月曜日の朝、留学生は地元中学校との交流に出発、これを見送って、中学校のイベントをサポートする者、掃除をする者などに分かれてリーダー・スタッフは解散。

僕は当然仕事があるので掃除を任せて、昼過ぎに東京に戻り、そして何事もなかったかのように、普段と同じように仕事に入っていった。。。

 

大学という大きなくくりはあるものの、スキーというスポーツをきっかけにして、言葉も文化も違う人々が、このような心に残る経験を一緒に楽しめる、というのはとてもすばらしいことだ。

毎回違った刺激と感動があるこのイベントは、今後も参加していきたいと思うし、また限られた世界だけでなく、いろいろなところで、いろいろなスポーツを通じてこのような機会を作れれば、と思う。

 

留学生スキー講習会【2】

さて、留学生は金曜の夜にバスで出発、翌土曜日の朝7:00に合宿所に到着する。

こちらは業務後に出発するので、夜中出発、途中でバスを追い抜くことになる。

 

金曜中に入って用意している人もいて、リーダーの集合(朝食)は朝6:00。 結局1:30ごろ東京を出発して、何とか5:57、ぎりぎりに到着した。

毎年のイベントなのでミーティングも簡単に済み、班の割り振りなどもメールで回っているので混乱はほとんどない。

僕は去年は参加できなかったのだが、やはり継続というのはすごいな、と妙なところで感心していた。

 

8:00に開校式。
合宿所の生活ルールや今後の諸注意などをして、班でまとまって自己紹介。

留学生スキー講習会2

 

その後、班ごとに順次靴を合わせて出発。

エントランスで記念撮影。

留学生スキー講習会3

 

初日は天気にも恵まれ、日差しもさほど強くなくて、絶好のスキー日和。 今年は吹雪が続いただけに、かなり気持ちがいい。

 

留学生スキー講習会4

まずはみんなで準備体操。
※ちなみに正面に見えるのが、明日行くことになる、最大斜度35度、平均26度のチャンピオンゲレンデ。

 

準備体操が終わると、いざ滑走。

と言っても普通のスキースクールとはちょっと勝手が違う。

 

アジア圏の留学生は比較的まとまって、リーダーの動きを中心に行動するのだが、だいたいは好きなように滑っていく。

「他の人を待つくらいなら滑りたい、だから滑る。」

おそらくこんなところだろうが、もっともな意見である。

 

毎年こんな具合だから、初心者は最初にスピードダウンと止まり方を教えて、コースとリフトを決めて、そこを滑ってもらって、1人のリーダーは同じくらいのスピードの2,3人に付いて適宜アドバイスをする、という感じで講習を回していく。

あるいは1人に付きっきりで教えて、ある程度したらまた別の留学生に、という具合だ。

 

全員で並んで同じ動作を、というのはアジア圏以外の留学生には難しいやり方である。

 

午後になると、スキーを初めて履いた留学生でも、ある程度、緩斜面は自由に滑れるようになってくる。

 

まだ少しおっかなびっくりだが、ある程度「サマ」になってくる。

留学生スキー講習会5

 

リフトで1枚。

留学生スキー講習会6

 

夕方に講習は修了、合宿所に戻って、ここでまた文化交流のイベントが用意されている。

毎年いろいろと考えるのだが、今年は「習字」。

日本の書道にチャレンジしてもらおう、という企画だ。

 

夜はウエルカムパーティー。

留学生スキー講習会7

一緒にスキーを楽しんでいるので、会話がよく弾む。

会話の中身は日本人同士とあまり変わらず、趣味や学校でやっていることから始まって、最後は誰かの恋愛相談で・・・

 

ただ国によって考え方が様々だ。

もちろん同じ国でも個人個人は全く違う考え方をしているのだが、そもそも自分の周りではあまりないような角度からモノを見ていたりと、いろいろな価値観に出会えて、すごく刺激的な交流である。

それぞれがよく考えているし、こちらもすごく勉強になる。

 

留学生スキー講習会【1】

先週末の、2/18(土)、19(日)と、東大の留学生課とスキー部で毎年行っている、東大の留学生を対象にしたスキー講習会に、リーダー(スキーの指導者)として参加してきた。

 

留学生スキー講習会1

 

このイベントは2001年から始まって、毎年、長野・白馬地方の栂池高原にあるスキー部の合宿所で開催、今年で7回目を迎える。

留学生の参加者は30名。
毎年抽選で参加者を決めることになる、人気のある行事である。

 

参加者の国籍は、今年もお隣の中国、韓国から、イギリス、スペイン、トルコ、ハンガリー、スリランカ、カンボジア、ネパール、タイ、フィリピン、ベトナム、コロンビアと、様々な国の留学生が参加していて、文化交流としてもすごく価値があると思うし、これだけの価値観の違う人たちが一緒に活動を共にする、というのも非常におもしろい。

30名のうち、毎年だいたい20名くらいがスキーが初めて、さらに雪を見るのも初めて、という人も何人かいる。

日本に勉強に来て、そこでスキー講習会のイベントがあることを知って、せっかくの機会だからスキーをやってみようかな、そんな感じで参加を希望してくる人が多いと思う。

 

スキーは移動や宿泊が伴うことが多いので、いざ腰を上げるのにはなかなか大変な一面もあるが、これが逆に密な交流を生むという利点もある。

日本人だけのグループでも、スキー旅行やテニス合宿など、みんなで生活をするイベントの後、急に親密になって絆が強まる、そういうことは多々あるだろう。

スポーツを通じて世界が広がったり、より関係が密になったりする、そういうきっかけを作れるのも、スポーツのすばらしいところだ。

 

2007年2月13日

スキー in 蔵王

3連休は山形蔵王にスキーに行ってきた。

スキーといえば、最近は東京から近い、長野か群馬がほとんどで、仕事をしてからは東北や北海道にはなかなか足を伸ばせない。

特に蔵王は久しぶりで、いわゆる昔からの老舗スキー場が、近年どうなっているかというのも興味深かった。

 

蔵王には、山形蔵王と宮城蔵王があるが、いわゆる「蔵王スキー場」というと、山形蔵王を指すことが多い。

コース数26本、リフト数42本と、日本でも有数の規模のスキー場で、何より「樹氷」で有名だ。

正面のリフトやロープウェイの輸送力が低かったり、晴天率が悪かったり、リフトやコースのつなぎで歩くことが多かったりと、知らないで行くと、ちょっとがっかりするかもしれないが、標高が高いこともあって、雪質はなかなかいいし、何より樹氷を作り出す自然の力には一見の価値がある。

 

この樹氷ができる条件というのはかなり限られていて、蔵王や八甲田山など、見ることができる地域は極めて少ない。

その樹氷原の中をコースが通っているのだから、この自然を楽しむのも蔵王でのスキーならでは、だ。

スキーヤー・スノーボーダーではない一般の観光客対象の樹氷ツアーというのもあって、近くの温泉街などからバスツアーでやって来る人も多い。

基本的には蔵王ロープウェイ山麓線から蔵王ロープウェイ山頂線に乗り換えて山頂に行くのだが、山頂線が毎時1,700人という数字に対して、山麓線は毎時508人と、山麓線の輸送力はシングルリフトにも満たず、完全に輸送のボトルネックになっている。

 

ちなみに一般的なリフトの輸送力は、

シングルリフト6秒に1台3,600/6×1人=600人/1時間
ペアリフト6秒に1台3,600/6×2人=1,200人/1時間
クワッド6秒に1台3,600/6×4人=2,400人/1時間
ゴンドラ(4人乗り)8秒に1台3,600/8×4人=1,800人/1時間
という具合だ。

リフト乗り場には必ず高低差や全長、輸送力という表示が出ている。

リフトに並ぶ時間は、待っている人の人数を輸送力で割れば出てくるわけだから、ちょっと計算をして、あらかじめ待ち時間がある程度わかっていれば、イライラと待つことは減るかもしれない。

また着脱式でない(ロープに搬器が常についている)シングルやペアリフトは2.0-2.3m/秒で、着脱式のクワッドやゴンドラは4.0-5.0m/秒と、倍程度のスピードがあるので、待ち時間だけでなく乗車時間もだいぶ違う。

 

さて、話は逸れたが、いずれにせよ、1時間に508人という数字がいかに少ないか、見てわかると思う。

山麓線では整理券を配布していて、この3連休はあいにくの天気で霧が濃い時間帯が多かったにも関わらず、樹氷ツアーの観光客もたくさんいて、3日とも8:30を過ぎたころには既に1時間待ち、9:30では3時間、10:00では5時間待ちと、ちょっとありえない待ち時間になっていた。 ※観光客とスキーヤー・スノーボーダーは別枠での乗車のようだった。

整理券の時刻に構内に入っても待ち時間がけっこうあるので、スキーヤー・スノーボーダーは、その場で山麓線に乗れなかったら、リフトを乗り継いで上まで行った方がいいと思う。

 

山頂線は輸送力が山麓線の3.5倍ほどあるので、さほど待つことはなく、乗車できる。

この山麓線のボトルネックが極めて大きく、クレームをつけるお客さんも何人もいて、非常にもったいない気がした。

 

天気がよければ、山頂からは、すばらしい景色のコース。

樹氷の間を滑走したり、広い一枚バーンがあったりと、いろいろと楽しめる。

蔵王コース1

蔵王コース2

蔵王コース3

ちなみにエリア全体は大きく右と左に分かれていて、行き来するのがけっこう大変なので、帰るときには要注意。

 

蔵王・樹氷1

蔵王・樹氷2

蔵王・樹氷3

蔵王・樹氷4

 

2007年2月 5日

ラグビー・トップリーグ マイクロソフト杯決勝 観戦

今日はラグビー・トップリーグのマイクロソフト杯決勝、東芝 vs サントリーの一戦を観戦してきた。

トップリーグ マイクロソフト杯決勝 東芝 vs サントリー

マイクロソフト杯は、トップリーグの上位4チームが出場するプレーオフで、このトーナメントでトップリーグの優勝チームが決まる。

東芝はリーグ1位、サントリーは同2位で、準決勝ではそれぞれ、4位のトヨタ自動車、3位のヤマハ発動機を順当に下して、決勝に駒を進めた。

 

試合観戦には2枚で2,000円のペアチケット(前売りのみ)で入場したのだが、こういう比較的良心的な価格設定のあるチケットがあるというのは、いろいろな層を集めるという意味ですばらしいことだ。

ちなみにチケットは、SS指定:4,000円、S指定:3,000円、自由席一般:1,500円(前売り1,300円)に、このペアチケット。小中高生は自由席が500円(前売り300円)で観戦できる。

30分ほど前に到着したので席にはまだ余裕があったが、晴れたこともあってか、試合の始まるころには観客席に空席はほとんど見当たらない。

 

最終的な観客は23,067人(場内のアナウンス時は約22,800人)。

聞けば、秩父宮ラグビー場は10年ぶりの満員のようで、やはり満員のスタジアムは気持ちがいい。

応援する方も盛り上がるから、やはりトップ選手といえども、いいプレーが期待できる。

 

サントリーには何かと縁があるので、サントリー側に席を取り、ちょうどサントリーのスタッフが配っていた、SUNTORYと書かれている応援用の黄色いビニール袋(ゴミ袋のような大きなビニール袋に、首と両手のところに穴を開けて使用)を羽織って応援。

・・・・・・・・・・・

試合は前半24分にサントリーTB栗原が相手ボールをインターセプトすると、そのまま独走して先制トライ。

しかし東芝もすぐさま31分にTBスコット・マクラウドが見事なフェイントから抜け出してトライを奪い返す。

ちなみに栗原選手にも少し縁があって、こういう選手が活躍するのは非常にうれしいものだ。

 

結局前半は7-7で折り返し、後半11分、サントリーは前半PGを外しているライアン・ニコラスが今度はきっちりとPGを決め、10-7と勝ち越しに成功。

さらにサントリーの攻撃が続き、後半18分には抜け出してトライ寸前の選手に東芝・侍バツベイがたまらずハイタックル。

首にラリアットのような形になり、危険なプレーでイエローカード、10分間の退場となり、さらにサントリーのペースが続く。

 

しかしサントリーはこのチャンスをものにできず、逆に徐々に東芝ペースに。

37分には逃げ切りを図ってPGを狙い、これが決まって13-7となったものの、トライ1本で逆転という状況。

 

4分とアナウンスされたロスタイムに入ると、東芝の猛攻が続く。

何とか耐えていたサントリーだったが、なかなかプレーが切れず、ノーサイドの笛が鳴らない。

 

そしてロスタイムも7分になろうというところ、最後に東芝がサントリーの壁をこじあけた。

一時退場から復帰した侍バツベイがモールからゴールラインに飛び込み、腕1本で、起死回生のトライ。

そしてコンバージョンゴールも決まって、13-14と、ついに逆転。

打ちひしがれるサントリーのプレーヤーに、無常にもここでノーサイドのホイッスル。

 

東芝が劇的な逆転勝利でトップリーグ3連覇を飾った。

 

MVPは最後の最後でトライを奪った、ルアタンギ・侍バツベイ。

 

満員のスタンドに応える、すばらしい決勝戦だった。

 

2006年12月25日

今までにないくらい強烈な『飛び』でしたね

ディープが翔んだ!

有馬記念で、ディープインパクトは、いつも通り道中ごちゃごちゃしない後方からレースを進めると、最終コーナーで武豊のGOサイン。

あとはスピードの次元が違ってた。

競り合うまでもなく、一人相撲。
2着のペリエ騎乗・ポップロックに0.5秒の大差をつけて圧勝した。

 

武豊をして「今までにないくらい強烈な『飛び』でしたね」

真のヒーロー、そしてこの強さは伝説になっていくだろう。

 

無事、レース生活は終えた。
しかも最高の形で。

あとは将来の日本の競馬界を盛り上げるべく、子孫を出していってほしいものだ。
おそらく「父・ディープインパクト」で馬券を買いまくることになりそうだ・・・

 

後世に残るような、まさに「ディープインパクト」なレースなので、まだ見ていない人はぜひ。

【Yahoo!スポーツ 有馬記念特集】
http://keiba.yahoo.co.jp/arima/
→公開終了

 

2006年12月21日

ディープインパクトは勝てるのか!?

今週末は年内最後のG1、中山競馬場で有馬記念が行われる。

 

有馬記念はファン投票で出走馬を決め(他にG1宝塚記念もファン投票で決定)、年の暮れに開催されて、ここを引退レースにする馬も多いから、毎年非常に盛り上がる。

さて、圧倒的な人気を集めるだろう、このレースでの引退を表明しているディープインパクトは果たして勝てるのだろうか。

 

最近のディープインパクトは、フランス・凱旋門賞の失格(3着でゴール)のあと、帰国後はジャパンカップに快勝。

意地とも取れるような走りで、その強さをまざまざと見せつけた。

 

ディープインパクトにはデビューから全て武豊が騎乗、今までの全成績は、
1着、1着、1着、1着、1着、1着、1着、2着、1着、1着、1着、失格、1着
で、最高峰のグレードレース、G1は6勝を数える。

 

2着は去年の有馬記念、失格は前述の凱旋門賞であり、完璧といってもいいほどの成績だ。

しかもほぼ全てのレースで他馬を寄せ付けない圧倒的な強さで買っている。

 

一方、ディープインパクトには種牡馬として51億円ものシンジケート(8,500万円×60株)が組まれている。

シンジケートというのは、株を持っていれば、無条件に1年に1回、自分の持っている繁殖牝馬に交配でき、さらに会員外の種付けには、その種付け料が会員に分配されるシステムだ。

その会員外へのディープインパクトの種付け料は、なんと1回1200万円。

 

つまり、ここで引退して、無事に種付けをするだけで、簡単にレースの優勝賞金を稼いでしまうのだ。

 

ファンとしては、来年の凱旋門賞でリベンジを、と願いたいところだが、そうもいかない。

骨折でもして殺処分など、無事にもう1年過ごせる保証がないからだ。

 

同じことは今回の有馬記念にも言えることで、鞍上(騎手)の武豊は、当然このことを理解しているはず。

もしレースで競り合った時に、強引に勝ちに行くのかが微妙なところなのである。

 

去年2着となった有馬記念は生涯初めて負けたレース、そして国内唯一の敗戦となった、因縁のレースでもある。

さらに、勝てば史上最多タイとなるG1の7勝というのもかかっている。

 

馬は果てしなく強い。

あとは武豊がどのような考えで騎乗をするのか、だ。

 

個人的にはそんなことを考える余地もないくらい、いつもと同じような仕事をして圧勝してほしいのだが。。。

 

2006年12月 3日

スポーツの見かた

浅田真央はグランプリファイナルの出場権を得るためには優勝するしかない中でNHK杯に望み、初日ダントツ、2日目もプレッシャーに潰されることなく199.52点の世界歴代最高の得点で圧勝。

これは並の精神力でできるものではない。

 

ファイナル出場はGPシリーズでの獲得ポイントで決まる。

去年のグランプリ優勝から追われる立場となった16歳。
調子を落としていたのは明らかだ。

 

スケートアメリカで3位に終わった浅田は11ポイント。
残りは2枠で、無条件で出場権を得るには、この大会で優勝するしかない。

 

残る2枠を争うライバルは、既に全日程を終えて24ポイントのロシェット、マイズナー、そしてこの大会には、既に13ポイントで浅田を上回る村主と中野も出場。

この大会3位なら22ポイントで出場権は得られず、2位で24ポイントに並んでも、浅田は過去のシリーズで優勝していないために他の選手がほぼ出場権を獲得してしまう。

 

つまり、浅田真央にとって、1位を取るしかない試合なのだ。

 

この追い詰められた精神状態の中で、初日のSP(ショートプログラム)は自己ベストの69.50点。

そしてトップとなって迎えたプレッシャーのかかるFS(フリースケーティング)でも圧倒的な130.02点。

 

追う立場は思い切れるので、ある意味気が楽だ。

だが一旦リードすると、リードを守ろうという意識が働いてしまい、ものすごいプレッシャーがかかってくる。

 

この異なる極限状態の2日間において、浅田真央は両日とも過去最高の演技をした。

 

サッカーJ1の最終戦、数字上優勝の可能性(3点差以上の勝利)を残したガンバ大阪の試合、浦和レッズvsガンバ大阪を見ていたので、フィギュアは見ていなかったのだが、ニュースを見た瞬間、「浅田真央、すごいな・・・」と、ただただ感じるだけだった。

 

単に誰が勝った、負けただけでなく、こういうバックグラウンドをちょっと知っていると、スポーツはさらにおもしろい。

 

2006年11月27日

日本人ストライカー

サッカーはどんなにいい形を作っても、点を取らなければ勝てないのは誰もが知っている。

日本人はいいプレーをすることで評価されるが、フォワード(FW)のいいプレーとは、極端かもしれないが、ボールをうまくさばくことではなく、とにかく点を取ることだ。

自分が点を取れる位置にいなければ、ラストパスを送りこんで、アシストする。点に絡むプレーを常に心がける気持ちが大切だ。

 

これはイングランドなど海外ではあたりまえの考えなのだが、日本人には欠けている。

うちのサッカー留学生も、ほとんどが、希望ポジションはミッドフィールダー(MF)だと言う。 自分が点を決めるのではなく、試合を作っていくプレーヤーを目指しているのだ。

これはこれでいいのだが、イングランドの選手とは意識がだいぶ違う。

 

また日本人は、
「フォワードは誰にする?」
「俺がトップをやる」
などと言うが、うちの留学プログラムマネージャーのアレックスなどは、
「ストライカーは誰がやりますか?」
というような言い方をする。

 

ストライカーとはつまりゴールにボールを「突き刺す」人。

フォワードに違いはないのだが、点を取る責任というのが明確だ。

 

「フォワード」は攻める役割を持った人、「トップ」は位置取りのことで、両方とも「責任」というニュアンスは、それほどない。

この意識の差が攻めの強さ、ゴールへの執念、あるいはフィニッシュの精度の差なのかもしれない。

 

昨日のJリーグでは、J1ではG大阪が首の皮1枚で優勝の可能性を最終戦まで残し、J2では横浜FCが1試合を残して優勝決定、J1昇格を勝ち取った。

この試合で貴重な点を決めたのは、G大阪・マグノアウベスと、横浜FCは、途中出場のアレモンだ。

 

マグノアウベスは2-2の同点からロスタイム、この日3点目のハットトリックとなる劇的なゴールで、最終節の1位・浦和との直接対決に優勝の望みをつないだ(3点差以上の勝利で逆転優勝)。

アレモンは0-0の後半23分に三浦カズに代わって入ると、後半32分、決勝ゴールをあげてそのまま1-0で優勝を決めた。

 

助っ人だから当たり前かもしれないが、やはりこういう場面は外国人選手なのか、と、ちょっと寂しい気がする。

 

マグノアウベスは浦和・ワシントンと激しい得点王争い。最終戦に優勝と自らの得点王がかかってきた。

そしてJ2では出場時間がみんなの半分位ながら、得点王争いに顔を出しているアレモン。

浦和のワシントンもそうなのだが、彼らは出場90分の平均得点がほぼ1点、つまり1試合出場すれば必ず1点取ってくれるフォワードなのだ。

 

こういう絶対的なストライカーの日本人選手が出てこないと、やはりW杯のような大事な場面で大事なゴールを決めることは難しいだろう。

ちなみにJ1の日本人得点ランキングは、広島・佐藤寿人:18点、川崎F・我那覇和樹:18点、G大阪・播戸竜二:16点、の順。

播戸は出場時間が少ないながらも16点を挙げ、90分の平均得点は0.9を超え、ワシントンに次いで高い得点率だ。

J2では鳥栖の新居辰基。

得点ランキングも全体の3位で、90分の平均得点もアレモンに次いで2位の成績だ。

 

FWについては、献身的な動きやパスのうまさなどではなく、純粋にこういう成績だけで評価する、というのもアリかもしれない。

 

2006年11月22日

1位チームとしての指標

スコットランドリーグ(スコティッシュプレミアリーグ)は、欧州の中ではさほどレベルの高いリーグ、という評価はない。

だが、このスコットランドリーグのセルティックは、欧州のクラブチーム王者を決める、CL(チャンピオンズリーグ)で、中村俊輔のフリーキックで1-0でマンチェスター・ユナイテッドを下し、1試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。

しかも、GKファン・デル・サールから、MFクリスティアーノ・ロナウド、ポール・スコールズ、そしてFWウェイン・ルーニーと、スターをそろえたベスト布陣のマンUを相手に、である。

 

殊勲はもちろん虎の子の1点をフリーキックで決めた中村俊輔であり、終了間際のPKを防いだGKのボルツや、無失点のDF陣であるが、中村俊輔がすばらしいパフォーマンスというのは別の機会に置いておいて、この1戦が持つ価値というのを別の観点から考えた。

 

個人競技でも団体競技でも、ある大会やリーグの優勝者・チームというのは、外の大会に出たときに、レベルの指標にされやすい。

つまり、同じ大会やリーグに所属する他の選手やチームにとって、ライバルの順位は、外での自分の位置を測る絶好の判断基準になるためだ。

 

アウェイでは2-3の惜敗(この試合でも中村俊輔はFKで1ゴール)、そしてホームでの1-0勝利ということで、セルティックはマンチェスターと完全に渡り合うだけの力がある、と誰もが認めることになった。

これはまた、スコットランドリーグのチームにとってみれば、セルティックに追いつき、追い越せば、世界のトップの一員になれる、という期待を持たせるはずだ。

 

セルティックは1966-1967シーズンにUEFAチャンピオンズカップを獲得した、伝統のある偉大なチームであることは間違いないのだが、やはり現在、外に出てどこまで通用するか、というのは所属するリーグにとって、大きな意義を持つ。

普段よく戦っている、近くにいる試合仲間やライバルが普段いる場所から外に出て、しかも世界レベルの場で活躍する、というのは、これは選手達にとっては一方では羨ましい(妬みになる場合もあるが)と同時に、いいモチベーションになると思う。

 

そういう意味で、今回のセルティックのマンチェスター・ユナイテッド相手のすばらしい試合は、スコットランドリーグ全体にいい影響を及ぼすはずだ。

 

同じように、日程の問題はあるにしても、日本からJリーグ王者と天皇杯優勝チームを送り込む、アジアのクラブチャンピオンを決めるACL(AFCチャンピオンズリーグ)で日本の両チームがいつも惨敗していては、Jリーグのレベルに疑問符を抱いてしまう。

 

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